6月 5日(土)  大丹生(晴れ) 大潮

 もうそろそろ釣れる頃と考え、大丹生に行くことにした。何の釣果も載せられていない釣り速の西田渡船の欄も不憫だった。午前3時に自宅を出発。途中、団子(小)、シラサ1杯、オキアミ、丸貝、サナギを購入。合計3500円。5時に西田渡船到着。最近の釣果だが、おじさんもこの前いつ釣れたのか覚えてないそうだ。まあ、例年のことなので、気にはしなかった。それから、おじさんと話しながら、筏に向かった。「以前、アワビが網にいっぱい入って、喜んでいたら放流したやつだった・・・」など、笑いながら話されていた。愉快なおじさんだ。
 
 筏に到着して、団子を投入したあと、釣りを開始した。1投目はシラサに小さいアタリ。ガシラが釣れた。大丹生では珍しい。というより、筏の並びが以前と変わっており、この筏が根が近くにあるのだろう。次はアジが釣れた。その後も細かいアタリが続く。思ったより餌とりが活発だ。シラサはすぐになくなる。オキアミは若干長持ちするが、しばらくすると皮になる。餌とりの中心は、ハオコゼとフグ(確認済み)だと思うが、カワハギのような噛み後もあった(カワハギはまだいないと思うが、非常に上手な餌とりだ)。団子とシラサがもたないのが目に見えていたので、9時にいったん筏を上がって、大浦釣り具まで、団子とシラサを買いに行った。合計2200円。「団子は大を買うべきだった。餌代使いすぎ・・・。」
 
 その後も延々餌とりとの格闘が続いた。天気は最高、というより暑い。腕まくりをしていた部分が火傷状態。当然、丸貝やサナギも使うがチヌの気配がまったくないので、根気がもたない。「つらい・・・。もっと、釣りたいな〜。」当日唯一の集中所は2時前後だった。小さいが団子をつつく魚出現。かといって、団子から出た餌に当たってはこない。その何投かのちオキアミに小さいあたり。断続的に続いた小さいアタリの後の若干大きめのアタリをあわした。「かかった、・・・うん、はあ〜、・・・ばれた。」強烈な引きがあったように思えたが、竿が振れて糸がまげず、ハリスが何かにすれてザラザラになって切れていた。考えられるのは、最初から障害物をかけただけだったのか(私が竿をたてて、引っ張っただけでは、糸は切れないと思うけど)、巨チヌ(巨ボラかも)がかかった瞬間に障害物にからまったか・・・、可能性として後者が高いと思うが一瞬の出来事なので自信はない。このバラシのおかげで、その後2時間ほどまたがんばれた。しかし、状況はかわらず、つらい状態が最後まで続いた。納竿は7時。14時間釣っても、釣れない時は釣れない。

 最近の5戦は2勝3敗。しかし、2勝と言っても、朝一以外はほとんどの時間が忍耐。「なんで、こんな釣りが好きなんだろう。厳しい釣りなのに・・・。それに、なんでHGにこだわってしまうのか・・・釣れてないのに。」当日、防波堤では良型チヌを含め3枚ほど釣れていたみたいだ。筏で釣れ出すのも時間の問題と思いたい。同じ釣り場で連敗しないことを目指して、次もがんばるぞ!

釣果:調査結果=まだ、早かったようです。