6月11日(土)     千歳 (雨のち曇り)  中潮

 木曜日に千歳の井上渡船さんに電話してみた。水曜日には2人で30p後半が2枚釣れたそうだ。餌はボケとオキアミ。パラパラといった状況らしいが、全然ダメというほどではなさそうだった。本当の狙いは産卵後の大チヌだが、特に釣れている場所もないので行くことにした。当日は午前3時過ぎに自宅を出発した。黒鯛釣り具店で、団子(中)、ボケ10匹、シラサ1杯、サナギ、丸貝、氷を購入。4200円。千歳には5時頃到着した。10年ほど前に2,3回千歳には行ったことがあるが、道が整備され、親海公園もでき、昔は小さな漁村だったがだいぶ開けた感じになっていた。

 到着するとすぐに、船頭さんが来られて出船した。筏の数は全部で4基。一番端の筏に上がった。小さい団子を5個投入し、仕掛けをつくってボケハリス団子投入。水深は結構深い。大丹生や長浜よりもある。舞鶴では一番深いかも。着底すると外道のアタリ。ボケがすわれてあがってきた。シラサもつつかれる。意外に魚の活性がある。チヌの気配は感じないが・・・。7時頃からは団子にアタリが出だしたが、犯人はコノシロだった。時間の経過とともににぎやかになってきた。釣れそうな流れだが、戦意を保つのが厳しくなってきた。朝より雨が降り続き寒い。Tシャツの上に薄手の長袖を2枚、さらに釣りのベスト、カッパを着ていたのだが、寒い。トレーナー着てくるべきだった。「このままだと昼間までが、限界か・・・。」

 こまめに餌のローテーションは行ったが、チヌアタリはでない。7時50分頃、佐藤さんから電話。最近は連絡をとれていなかったので、心配だったのだが安心した。佐藤さんと電話しながら丸貝を適当に動かしていると、コツと何かが触った気がした。8時過ぎ電話を終えて、餌をあげると丸貝がなかった。「うん・・・?適当に結構動かしたからとれたのかな〜。でも何かさわった気もするし。」丸貝ハリス団子投入。着底直後に、コンコングゥー、「うぉ!」とっさにあわす。「かかった!あんまり強くないけど、丸貝なのでチヌだ。」上がってきたのは30pほどのチヌだった。「よっしゃ。早くもボウズ脱出や。朝一に筏下のを釣ったわけではない。寄ってきたチヌや。このチヌが先遣隊ならこの後、数は釣れるかも。」その後も丸貝やサナギで試すが、アタリはない。「・・・」9時よりシラサに変えて落とし込む。コン、スゥー。きれいなアタリ。しかし上がってきたのはチャリコ。次も、その次もいいアタリなのだが、チャリコ。「チャリコだらけか。」チャリコをいくら釣っても仕方ないので、またサナギや丸貝に戻す。「釣れそうな気がするのにな〜。」

 雨の方は予報では1日中だったが、10時頃に上がった。その代わり今度は強風。すごい風だった。チヌの本隊はまだ来そうにない。ふらふらやってきたのを丁寧に拾う状況のように思えた。10時半、チャリコの口に入りにくそうな巨シラサを落とし込む。着底してもアタリはない。2,3分経過しただろうか、細かいアタリがでだした。どうせチャリコだと思い、大きなアタリがでるのを待つと予想通りしばらくすると穂先が海面に持ち込まれた。「よしかかった。ん・・・、引くな〜。チヌか?やっぱりチヌや。」上がってきたのは先ほどと同サイズだった。「うーーーん、やはり数少ない周辺のチヌの好みにあった餌を使うことが重要か。」これからかと思ったが、その後はアタリがあるどころか、シラサもボケもあがってくる状態となった。上がってくる餌が冷たく感じる。水温が下がったようだった。12時まではひたすら強風に耐える時間となった。

 12時くらいになると、再び団子に弱い反応がでるようになった。コノシロが戻ってきた。しかし、これといったアタリはでない。14時をまわると、晴れ間もでて絶好の釣り日よりになったが、魚の活性は上がらず、18時納竿となってしまった。5,6枚は釣りたい状況だった。昼からも丸貝とシラサには、もしかしたらアタリだったのかなと思えるものが2,3回あったように思うが、午前中にくらべると状況はよくなかった。サナギは1日を通してまったくだめだった(釣ったチヌは2枚とも、サナギを食べてはいた)。結論的に考えるとシラサを多めに買ってメインの餌にした方がよかったと思う。一時は山のようにチャリコがいるように感じたが、工夫すればかわせる程度だったし、集中力も持続できた。あとは、小さいアタリでもチヌと思って誘ったり、もっと丁寧な釣りをすればよかった。
 「シラサ2杯にオキアミは2つにできるの買って1つは次回に残し、ボケは高いのでやめて、丸貝は500円、サナギは100円で・・・」と考えても早いうちに同じ場所に行かないと意味ないけど。予算内で、餌を選ぶのも釣り師の腕だと思うが、まだしばらくは迷う時期が続く。

 今回はもう一歩の釣りだったが、とにかく毎回チヌをなんとか釣っていくことが、そのうち満足のいく釣りにつながると思う。千歳は船頭さんは親切で、大丹生同様、納得のいくまで釣りができる釣り場だった。

釣果:2枚(32・30p)