3月9日(水)   吉田(曇り)    中潮

 吉田好調の情報を得て、休みをとって行くことにした。巨チヌが多く上がっているらしく、当日は気合いが入ってしまい、朝4時に自宅を出発した。途中、ボケ20匹、石ゴカイ500円、シラサ2杯を購入、さらに前回のあまりのオキアミとスーパーの牡蠣(400円)とで合計3400円。今回は団子は買わなかった。吉田には5時半に到着してしまった。「お〜真っ暗・・・」40分ほどすると空が夜が明け始めた。6時15分、おじさんに電話して来てもらう。6時半頃、おじさん登場。おじさんによると釣れだしたのは2週間ほど前かららしい。釣れれば大きく、数では20枚、10枚という釣果がでているが、平均的には2、3枚らしい。でも、冬場にそれなりの型が2、3枚釣れれば十分である。しかし、そのときの私は当然、もっと釣る気でいたが(気合いというより強欲か)。頼んでおいた撒き餌用のイガイを貰って、さあ出船という時におじさんが言った。「よう釣る人はこのイガイを餌にしとる。」にわかには信じられなかった。イガイは超巨大。このイガイなら針は10号か?いくらなんでも大きすぎる。しかしおじさんがそう言われるなら、そうなのだろうと思った。確かにイガイを撒いているのだから、イガイで釣るのは理にかなってはいるが、チヌが寄ってくればこんなにでかいイガイでなくても釣れそうな気はするのだが・・・。また、冬場にイガイを撒くのは、それをチヌがバリバリ食べるというよりは、「餌はここにありますよ」というアピールの意味合いに考えていた。「イガイを付けるね〜、うーーーん・・・・・。」

 上げてもらったイカダは岸よりのイカダ(2つあるうちの渡船場より)だった。釣り開始。イガイを撒いてから、ボケ、シラサ、石ゴカイなどを落とし込む。反応はない。糸を余分に出して周りを探ったりするがやはり反応はない。イガイを撒く、探る、イガイを撒く、探る・・・・・・・・同じ作業が延々と続いた。おじさんから聞いたイガイも使ったがやっぱりダメ。後から数人の釣り人が来られたが、どこも釣れていないようだった。「うーーん、こんなはずでは・・・。でも、釣れているからと言っても、こんな日も当然あるしな。ちょっと甘かったな。」と思った。11時半過ぎ、がじろうさんを乗せた船がやってきた。「こんな潮の悪い日にがじろうさんを誘ってしまったなあ〜。」近づくがじろうさんを見ていると、私の横の牡蠣筏にかけたカセの釣り人がチヌをかけた。あがってきたチヌは片手ではタモを持ち上げられない大チヌだった。50センチ近くあるように見えた。「お〜〜〜。」到着したがじろうさんと再び気合いを入れてがんばった。しばらくしてまた、隣のカセで大チヌがあがった。「お〜〜〜〜〜〜。」それからそのカセの釣り人は4時頃までに7、8枚は釣られた。どれも大型のようだった。我々二人はというと、・・・。餌もほとんどとられない。ダメだ。こんな光景を見ると、1枚でも釣りたい気持ちが余計強くなる。でも、アタリはない。「ある意味、潮の悪い日以下かもしれない。こんな日にがじろうさんを巻き込んでしまった。」と思ったが、がじろうさんの表情はいつも穏やかだ。二人で、あきれながらも釣り続けた。

 5時頃おじさんが見回りに来られた。カセの釣り人の餌はやはりイガイだそうだ。本人に聞けなかったので、はっきりはしないが、おそらく巨イガイのなかから比較的小さいものを選んで、付けておられたのではないかと思う。それでも針は6号は必要だろう。おじさんの「悲しいのう〜。」が今日は少しこたえた。その後も、がじろうさんと釣り続けた。納竿は18時15分。陸に上がったときは真っ暗になっていた。当日は短竿師が我々を含めて8名ほど、長竿師が4名、短竿師は少なくとも3人は釣られていた。せめて1枚でも分けて欲しい気もするが、ボウズの一方で、大釣りもあるのが釣りのおもしろさの1つだと思うので、今日は仕方ない。いつか、あのカセの釣り人のように幸せな釣り人になりたいものだ。残念だったが、冬場に巨イガイで釣るのは驚いたし、勉強になった。最初にやった人は偉いと思った。がじろうさんとリベンジを誓って、18時40分家路についた。ところで13日はこの吉田で親睦会がある。今日の状況から考えると、歴戦の強者が多いのできっと大きいのが上がるだろう。盛り上がるといいなと思う。私も同じ釣り場で、連続撃沈しないようにしたい。

釣果:冬場にイガイ!