2月12日(日)    大丹生(雪)  大潮

 出張の疲労も残り、しかも天気予報をよくない。どうしようか迷っていたが、マーやんが付き合ってくれることになったので、出撃を決定した。5時50分頃、自宅を出発。亀岡で早くも雪が降り始めた。マーやんとの待ち合わせ場所である黒鯛釣り具には6時半に到着。当然、雪が降っていた。釣り場は吉田、長浜など候補はあったが、どこも爆釣というほどではない。まったく釣り人の入っていない大丹生に行くことにした。「飢えたチヌを独り占め」という強欲な夢に、マーやんに付き合ってもらったのが正確な表現かもしれない。餌は牡蠣、石ゴカイ(500円)、ボケ20、シラサ2杯、合計3500円。

 舞鶴市内に入ると更に雪は激しくなったが、大丹生に到着したときは若干小降りになっていた。海に突き出している分、市内よりましなのかも。昨日牡蠣の引き上げを行った筏をおじさんより聞き、カキゴミをかご一杯もらっていざ海へ。今日は団子なしの落とし込みに決めていたが、ラッキーにもカキゴミがあったので、それをまきながら釣りを開始した。釣り始めてすぐ、シラサに反応がある。犯人はフグだ。相変わらず結構な数がいるようだ。一瞬ということはないが、3分もするとなくなる。筏に上がってすぐに雪が降り始めた。寒い。一人なら、心細くなってしまう天候だが、マーやんがいるので、結構集中して一発のアタリを待った。シラサやボケ、石ゴカイはフグにやられるが、牡蠣の剥き身はなぜかなかなかとられない。牡蠣好きのチヌがいれば釣れるのに・・・。



 昼になっても海の状況は同じ。私に良型カレイ、マーやんに良型アイナメが釣れるも、チヌの反応はない。天候は上の写真のような状態が何度もあった。ちなみにこの写真は昼頃に撮影。本当は向こう側には山がすぐ近くにあるのですが、吹雪で・・・。3時頃からフグがいなくなった。時合い到来か!5時頃、良型カレイ、5時半には良型アイナメが釣れた。その後も二人で無心に釣り続け、納竿は真っ暗になった6時だった。「こんな天候の中、よーやるわ。」と我ながら思った。チヌは釣れなかったが、マーやんと二人で変人ぶりを十二分に発揮した一日だった。釣ったカレイは腹一杯、ゴカイや牡蠣を食っていた。大丹生のカキゴミは小型の牡蠣、イガイ、ゴカイがたっぷり入っていたから。栄養満点の撒き餌をしたのにチヌが釣れなかったということは、やっぱりいないのかな〜と思った。防波堤では40p前後が2枚、サナギで釣れたそうだ。

 帰りは流石に寒さで疲労を感じた。舞鶴市内は午後7時現在で温度はすでに0度だった。氷点下2度という表示もあった。綾部市内から右折して173号線に入った。「よーし、ぶっとばして帰るぞー」橋を渡って最初のカーブで後輪がすべった。「やば!」まさか凍結しているとは思ってもみなかった。後ろから来るマーやんが心配だったが、無事に曲がった。凍結を知らせようと思ったが、その必要はなかった。わずか1分ほどの場所で、車が脱輪していた。綾部付近で173号が早朝に凍結していた経験はあるが、帰り道での凍結は初めてだった。山頂のトンネルまでは、何カ所も凍結していた。結構なスピードで坂を下りてくる対向車もあったので、緊張する運転が続いた。黒鯛釣り具付近まで来て、一安心。私は左折して京都へ。マーやんは直進して大阪へ。最後の最後まで、変人組合らしい釣行だった。次は変人組合の釣技を発揮したい。

外道はすべて30pオーバーの良型だったけど・・・。

釣果:昨年のパターンにはなりたくない。