3月23日(日)     白杉(晴れ後曇り)

 日曜日の天気予報が土曜日になり好転したので、釣りに行くことにした。場所は白杉、山弘渡船さんだ。このところの山弘さんであるが、釣り人もあまり来られてないようで、チヌは上がっていない。土曜日(22日)も誰も来ていないそうだ。「でも、前日に全員撃沈より、もしかしてと思えるからいいや。」当日は4時に自宅を出発し、途中黒鯛釣具店で、ボケ20、シラサ1杯、オキアミ、団子(小)、合計3700円を購入した。5時40分に釣り場に到着。6時出船した。釣り人は2号にお一人、3号に4人、そして1号に私が乗った。なんで、1号より狭い3号に4人乗られるのか不思議だったが、筏に到着してわかった。1号筏が撃沈寸前だった。でも、一人なら十分スペースはあるので、岸を向いて釣ることにした。潮は濁りも入り、適当に流れている。「釣れるかな。」まずはボケでの緊張の第1投。反応なし。次は牡蠣の半貝。反応はない。小さいイガイや細かいゴミを上撒きするとアタリが出始めた。しかし、明らかにフグ。「そうや、前回もいっぱいフグいたの忘れていた・・・。」それからは、ボケや牡蠣、シラサとフグの餌食になり始めた。3号でも、フグや海タナゴ、アジが上がっている。

 7時半過ぎ、団子を投入する。フグを更に寄せるだけかとは思ったが、どう考えても白杉も他の場所同様、チヌの魚影は薄そうであったので、少ないチヌに確実に気がついてもらうためには有効と考えた。イガイ以外は残らない展開となることを覚悟したが、8時半頃よりだんだんと餌が残るようになってきた。「これなら、柔らかい餌で、通りすがりを一撃できる!」しかし・・・・・・・・、フグが散ったというより魚の活性が落ちただけであった。相当潮は冷たい。ボケは気絶状態で上がってくる。「こりゃ、あかん。」そしていつものような釣りが始まった。場所を変えても釣りは同じ・・・。

 12時過ぎ、2号の釣り人が帰られた。「もう、帰ろかな。いや、突然のアタリがあるかも。天気もよいし、まだがんばろう。せめて3時半まではやろう。」1時半頃より風が冷たくなり強く吹くようになってきた。2時、強風と言えるほどの風が混じるようになってきた。2時半、3号筏の方が船頭さんを呼ばれたため、迎えの船が来た。山弘のおじさんが言われた。「和田君もやめるのかい?」そう、そこには完全に片付けをすませて、帰る気まんまんの私がいた。「釣れるとは思えない。出直し・・・。」

 今回の白杉釣行もあえなく撃沈であった。舞鶴、広くても日本海側をHGにしている私にとって、この春は厳しい状況となっている。気持ちだけでもリフレッシュするため、新しい釣り場にでも行きたくなったが、興味がでるような所もない。一人で三重や和歌山に行く気もない。「暇あるのになあ。うまくいかないものだ。」この連敗、いったいいつまで続くのか・・・。

釣果:諦めが早くなりました。