3月25日(火)     大丹生(晴れ後曇り)

 黒鯛釣り具店のHPにスナさん爆釣釣果が載っていた。「お〜流石やな。防波堤で釣れたのなら、カセでも釣れるかもしれないぞ!」そう考えると、暇な私は我慢できなくなって、中1日での出撃を決定した。ただ、大丹生のカセは難点がある。防波堤にあまりにもくっつき過ぎているため、フカセ釣りの釣り人とかちあい、目の前に撒き餌をされる可能性もある。また、すぐ側で落とし込み師が釣ってくることもある。なので、釣り人の多い日は、もしかしたら釣り以前の部分で気分を害する危険性がある。幸い釣行日は平日なので、釣り人も少ないだろうと思い、決行することにした。

          

 当日は4時に自宅を出発し、ボケ20、シラサ半杯、オキアミ小ブロックを購入した。団子は前回の残りを持参した。6時過ぎに出船し、カセに上がった。防波堤には先客がお一人おられたが、私に気を遣って、防波堤の反対側で竿を出されていた。「ありがとうございます。」まずはボケの落とし込みをした後、防波堤の際も含め、いろんな場所にボケやシラサのちょい投げを行った。反応はない。7時半頃から、早くも団子を投入した。フカセの釣り人の多いポイントなので、今回は最初から団子釣りをやろうと決めていた。団子を投入しても目立った変化はない。しかしカセのかかっている場所は水深が浅く、チヌの活性があがれば、捕食活動のために回遊してきそうな場所だったので、集中して釣り続けた。小団子を継続して投入し、時々は団子の上撒きも加えた。アタリはでない。

 平日なので釣り人は少ないと思っていたが、舞鶴湾全体が不調なため、黒鯛の情報は私を含め惹かれるものがあったのであろう。次々と釣り人が来られ、昼には10名になった。皆さん右上の写真の釣り人より向こう側に釣り座をとられたので、私は人が増えても気にすることなく釣り続けることはできたが。3時半の満潮を一つの目標に状況の改善を願って粘った。白杉よりはアタリがあるように思えたが、釣れたのはコウイカ、「手手かみ」、キス、ナマコ、ヒトデ、フグだった。「まだ、夕まずめの1ッ発がある!」しかし、天気は無情にも崩れはじめ、5時には大荒れの様相を呈してきた。「撤退やな・・・。」またも撃沈であった。防波堤の釣り人も私と同じ時間帯に最後の数名があがられた。全滅だったようだ。いったい土曜日、日曜日の釣果はなんだったのだろう。乗っ込みチヌがたまたま通過したのか。それとも、当日は食いが渋かったのか。もちろん、どちらなのか私にはわからないが、例年とは違った傾向が今年はでるかもしれない。5時半過ぎ、すごすごと大丹生を後にした。「まあ、いつか釣れるでしょ。」

釣果:久美浜でも行きますか・・・。