7月10日(日)    大丹生(晴れ)

 7月になり、いよいよチヌも動き出す頃になってきた。毎年6月頃までは苦労するが、これからはチヌの活性も上がり、釣れる確率も上がってくる。ちょっと早い気もしたが、大丹生のカセに行くことにした。午前2時半頃に自宅を出発し、黒鯛釣り具店で団子(小)、サナギ、オキアミ、丸貝を購入し、大丹生には4時過ぎ頃に到着した。渡船場で少量のイガイを取り、出船したのはまだ薄暗い4時半頃だった。カセに着くとまず、イガイをパラパラと撒き、イガイの落とし込みから始める。あまり期待はしてなかったが、やはりアタリはない。その後もイガイを基本に丸貝やサナギなどを1時間ほど落とし込むが、チヌらしき反応はなかった。5時半からは団子を投入した。しかし、団子を投入しても活性は上がらなかった。オキアミでやるとたまにアタリがでて、メバル、キジハタ、フグ、ハオコゼ、ヒイラギなどが上がってきたが、アタリは単発であった。8時頃からはパラソルを立てた。時間の経過とともにどんどん暑くなる。以前、すさまじい雨が降るなと思っていたら、「ゲリラ豪雨」という言葉が登場してきたが、今年は特に紫外線の強さを感じる。今までの半分くらいの時間で皮膚が焼かれていく感じがした。結局、納竿の13時まで、たいした状況の変化もなく終わってしまった。オキアミ以外の餌でアタリがでたのは、サナギに1度だけだった。

 当日であるが、筏にも釣り人が乗っておられたが、そちらの釣果はわからなかったが、防波堤の3人のチヌ釣り師はみなさん1〜2枚のチヌを釣っておられた。私の背後に釣り座をとられた釣り師さん達は、私よりたぶん年配だと思うが、パラソルもなしで、私の上がった後も釣り続けていた。「大丈夫?」と思ったが逆に自分に釣ろうとする気持ちが欠けているようにも思えた。次回は必ず釣りたいと強く思った。
 

釣果:仕事が多すぎて・・・