12月29日(木)    上佐波賀(晴れ時々曇り)

 夜に変人組合の忘年会があるので、釣りをした後、ホテルで風呂に入ってから行こうと考えた。釣り場は上佐波賀に行くことにした。石ゴカイを500円買って釣り場に到着したのは、7時前だった。出船は7時過ぎ、船頭さんのすすめで7番に上がった。牡蠣ロープを1本引き上げて、釣りスタート。当日は西よりの風が吹くとの予報だったので、釣り座は岸向きにとろうと思ったが、沖側の面に牡蠣を引き上げた跡があった。そんなに大きな筏ではないので、どちらの面でも大差はないと思ったが、とりあえず汚れている沖向きで何投かやってみることにした。釣り座は移動する可能性があったので、牡蠣ゴミを撒くことなく、釣り始める。第1投、牡蠣投入。着底したが反応はない。上に誘ってみるとチョコチョコと何かが触った。しばらく待ってあわせてみるがのらない。ハリスを点検するが傷は入っていない。「フグと違うな。」次も着底してもあたらないので、やはり上に誘うとあたってきた。今度はあたるとすぐにクゥク、ククックーと穂先が引き込まれた。ヒイラギがゴカイの先をくわえて引っ張るような軽いアタリだった。ハリスには傷はない。「やっぱりフグと違うな〜。じゃあ何や?あわせた時の感触からして、牡蠣餌はとられている。チヌ?牡蠣餌のチヌアタリはいろんなのがあるし。軽いアタリの時もある。いや、カレイ、もしかしてアナゴ・・・。」3投目を投入。今度は着底後、すぐに触ってきた。チョンチョンと触って、もう1p引き込めば、あわそうというところで穂先が元にもどり、すぐにまたチョンチョンと触って元にもどる。3回ほど我慢した。じれったくなって糸を張ってみるとコツコツ突く感触が伝わってくる。そして次のチョンチョンチョンの時に思い切ってあわせた。グゥンという感じで、手に重量感が伝わってきた。「うん?魚か?魚だよな。」グリグリと巻き上げる。さしたる抵抗もないが、とにかく重い。「何の引きや。大物であることは間違いないが、チヌにしては強くない。もしかして巨カレイか。」しばらくすると海面下で魚体が白く光った。「チヌか。そんなに大きくないし大丈夫やろ。」リール止めのねじが緩んでいたので、しばし引き上げをやめてねじを締め直す。「よし、上げよ。」グリグリ。そして海面下から現れたチヌを見てびっくりした。「うぉー年無しやー。」ちょっと拍子抜けしたが、何といきなり年無しが釣れてしまった。「こんなこともあるんやな〜。」検寸したり、写真をとったりした。

     

 釣り上げてから10分ほど経過しただろうか、4投目を投入。着底。アタリはない。「やっぱ、あれで終わりか。」と思っていると、アタリが出始めた。「おお!今日はもしかしてすごい日かも!」と思った瞬間、穂先が押さえられた。ガツン。「よしのった−!あ〜・・・」一瞬の手応えを残して、ハリが外れた。「しまった。いらんこと考えてて、アワセをあわてた。あかん。」後悔の残る一撃だった。案の定、その後は全くアタリがなくなった。外道はアジやヒイラギなどがいるが、牡蠣餌をとるような外道はいない。9時頃、牡蠣掃除をやり終え、すべてのゴミを釣り座周辺に撒いた。昼を過ぎれば、天候や状況次第で、切り上げるつもりだったので、早目に勝負にでた。10時15分、筏下に入る潮にあわせて、牡蠣餌を少しづつ流していると、久しぶりにアタリがでた。わかりやすいアタリにアワセを入れるとかかった。「チヌや。牡蠣にあたるのは全部チヌやな。」上がってきたのは30p台だったが、追加できたことがよかった。



 次にアタリがでたのは10時55分だった。このアタリもとらえて、40pGETした。写真を撮ろうと思ったら、デジカメのメモリーがいっぱいで撮れなかった。魚をスカリに入れて、カメラをいじくってメモリーを空けた。何となくまだ釣れる気がしていた。そして、11時15分に42.5p、連発で今度は46pが釣れた。どれも穂先の突き刺さるようなアタリはなかった。というより、私がそのようなアタリがでる前にあわせているのだと思う。ハリが口の奥にかかっているのはおらず、中には外からかかっているのもいた。

 

 残念ながら、この1枚を最後にアタリが止まってしまったが、朝一以外にも時合いが来たことで、昼からもまだ釣れる気がした。「ところでこの魚どうしよかな〜。それに明日の釣り場も。特に釣れとるところもないので、みんなでもう一度、上に来るか。そしたら、魚は置いていったらええか。」などと、釣りとは関係のないことを考えているうちに、時間は経過し、13時そして14時になった。穂先に変化はでない。「う〜ん、時合いがあるとしたら、これからやな。でも17時まではできひんし。とりあえず15時までやってみよう。」結局、残念ながらそれからもアタリは1度もでなかったので、明日のために、フロートからとったイガイなどを撒いて納竿とした。



 ホテルに戻って一休みして、6時から居酒屋さんで宴会をした。今回はイプサムさんも参加してくれてとても楽しい時を過ごせた。料理もおいしかった。その後、2次会が終わったのが、11時。私はホテルに帰って寝ることにしたが、組合長とがじろうさんは更に夜の街へと消えていった。ホテルまで、舞鶴の商店街を15分ほどを歩いた。私は知らない街を歩くのが好きだ。あっちこっちの路地を歩きたかった。ただそうするには、当日の夜はあまりにも寒かった。

釣果:5枚(51・46・42.5・40・34.5p)