5月30日(土)    青井(晴れ)

 かれこれ2ヶ月釣りから離れていた。釣れない時期というのもあるが、4,5月はとても疲れるので、気力も減退してしまう。そうかと言って家で休養しても月曜日の朝はどっと疲れている。「気分転換が必要」と考え、まだ早いと思ったが、釣りに行くことにした。今回はマル拓渡船さんにお世話になることにした。当日は4時前に出発し、途中でボケ10匹とオキアミ1パックを購入して、5時半過ぎに釣り場に到着した。船頭さんに挨拶をして、出船した。乗った筏は以前マーやんと行った時の筏だった。一度しか行ったことがないのに、そのことを覚えておられるとは驚いた。釣り開始は6時。団子は持ってきていないので、大きなイガイを潰したり、小粒を撒いたりしながら、イガイやボケを落としこんだ。イガイは例年より成長が早く、6月中頃には本格的に出来そうな気がした。しかし、肝心の魚がいないことには、釣れない。すると6時半、水面下50p程度のところをフラフラ泳いでいる中型のチヌを発見した。「チヌ、徐々に筏に戻ってきているんやろな。釣れるかも。」

   

 いろんな餌を試してみる。昨年はイガイが全滅しなかったので、イガイのなかには大きいものが多く残っている。それを半貝で落としてみた。7時半には反応があり、ハリが無くなった。「お!フグが出てきた。」少しずつ活性が上がってきているように思った。オキアミやボケには時々小さな反応がでる。8時頃にオキアミで、良型キュウセンベラ。10時頃にはボケで良型ガシラを釣ったが、イガイにはアタリがでない。「なんとかワンチャンス」を生み出そうと、こまめにイガイの撒き餌は行った。小さな外道はある程度寄ってきたようで、オキアミにはアタリがある。イガイにドカーンを目指して、集中して釣ったが、昼をまわってもアタリはでない。12時半からは、もはや寄って来ないと判断して筏周りを丁寧に探った。しかしアタリはでない。夕方の1発の可能性は十分ありそうだったが、当日は晴れて暑く、無理はしないでおこうと思ったので、予定通り14時で納竿した。

 船頭さんにお礼を言って、帰路についたのは14時半前だった。海岸線の道路を走っていくと小君の筏に釣り人がのられていた。「おー、まだやっているんや。筏数も以前より増えいるし、案外よかったりするかも。渡船屋さんは村江渡船なのだろうか?」舞Iで唯一未知の筏だ。何とか情報を集めて一度行きたいと思った。今回はウォーミングアップのつもりだったので、釣れなかったが満足した。これからどんどん暑くなるが、無理をしない程度に釣りを楽しんでいきたい。


釣果:チヌの引きを味わいたい。