10月3日(金) 日引(曇り)
朝晩がやっと涼しくなり、熱中症で倒れる心配も薄れたので、久しぶりに釣りに行くことにした。最近は若い頃にやっていたゴルフを再び始め、釣りに行けないときの趣味にしている。若いときは感覚でやっていたが、今はユーチューブなどで、いろいろ解説しており、理屈を考えることがおもしろくて、またゴルフにはまっている。そのため、釣りの間隔も空きがちになっている。釣り場はもう一度日引に行くことにした。当日は、風邪気味でよく眠れなかったので、予定よりも早く出発し、釣り場には6時前に到着した。そして6時15分、前回と同じカマエダ2号で釣りを開始した。筏に乗ると、前日の釣り人の跡が2カ所あったので、いきなり団子を投入するのではなく、落とし込みから始めた。丸貝を落とし込むが反応はない。魚の気配がなかったので、団子を投入し、まずはコーンでやった。魚の気配がないと思ったが、瞬殺だった。コーンは刃が立たないと思ったので、次はサナギ。これもすぐに皮だけになる。ものすごく餌取りがいる。表層にもいたが、おそらく底に陣取っているのはカワハギだと思った。あまりの激しさに、ハリス団子ではもたないので、団子に包んだ。しかし、団子からでると瞬く間にやられる。釣り開始から、30分ほどすると団子に反応が出て、今度はボラが登場した。ボラが団子を割って、サナギにも反応する魚がいる。外道の活性がここまで高いのなら、粘り強くやれば、必ずチヌは釣れると思った。
ボラの活性は時間の経過と共に上がってくる。ボラが暴れるため、サナギも皮だけにされるまで時間がかかったり、穴は空いているがある程度原型が残ることも増えてきた。さらにサナギを2個掛け、3個掛けにすると残り方は多くなった。カワハギが相当おり、釣りにくいことは確かだったが、チヌの口に届く確率はあると思った。外道の活性が高い状況は、その後も続いた。丸貝を定期的に試したり、残ったサナギからチヌらしき食い跡を見つけようとするが、チヌアタリは1度もないまま時間だけが経過した」時々なぶらが立ち、ハマチが小魚をおいかけている。ルアーを投げたくなるのを我慢しながらがんばった。そして・・・、船頭さんが雨がふるというので、13時半に納竿した。もう少し、釣りたい気持ちもあったが、喉も痛く、元気がでなかったので、諦めることにした。
当日であるが、舞鶴湾なら90%は釣れる状況のように感じた。ではなぜ釣れなかったのか。私の答えは「チヌがいない。」だった。もちろん、釣れないときは常にそう感じるものだが、魚影が薄い気がした。ロケーションもいいし、魚種は多彩で、よい釣り場だとは思ったが、カマエダ筏は養殖生け簀からは離れており、飼い付け効果はない気がする。たまたま回遊に当たればよいが、チヌを周辺に引きつけておくものはない気がした。由幸渡船の筏は5台あるそうなので、筏の場所を聞いてみようと思った。また、新たな発見としては、筏渡しの渡船屋さんがもう1軒あるそう(山幸渡船)で、その渡船屋さんの筏も気になった。次回、行くことがあったらまた調べてみたいと思った。
釣果:五目釣りにも惹かれるがやっぱりチヌが釣りたい。