3月10日(月)    吉田(晴)

 天気もよいし、暇だったので釣りに行くことにした。毎回、同じことをするのももう一つなので、今回は吉田に行くことにした。8時過ぎに他の2人の釣り人とともに出船し、渡船場から遠い沖側の筏に乗った。雰囲気的には好きな位置にあったので、ちょっと気持ちが上がった。吉田は午後からのイメージの強い釣り場だが、個人的には朝一にも釣ったことがあるので、朝の時間は楽しみだった。

  

 筏にはあらかじめ牡蠣ロープが引き上げてあった。今年は出来がよいらしく、見るからに多くの牡蠣がついており、大丹生とは牡蠣の生育が違うなと感じた。これだけ牡蠣があれば、餌としては十分で、さらにお土産も確保できたと思った。釣ったチヌは逃がしてやろうと決めた。牡蠣掃除もそこそこにして、大きめの牡蠣を選んで第一投をした。集中するが、反応なし。前日の日曜日は1枚も上がっていないようだったので、すぐに筏周辺の探り釣りに入った。いろいろ落としてみるが、反応はやはりない。唯一、左隣の筏に投げたときにフグがハリスをかじっただけであった。 

   

 30分ほどで探り釣りは終わりにして、大量の牡蠣ゴミを投入。ゴカイやカニ入りのゴミも効果はない。その後あれこれ、工夫して釣り続けたが、チヌはおろか外道のアタリさえなかった。大丹生では単に活性が低いように感じていたが、吉田の海はそれ以下で、魚がいないように感じた。温暖化の影響で冬が例年より寒くなったためなのか・・・。とにかく、全く釣れる気がしないまま昼になった。

 昼からは牡蠣掃除をメインに、お土産確保に精を出した。そしてあまりの退屈さに耐えられなかったので、納竿まで1時間あったが、午後16時に陸に上がった。天気はよかったので、体力的な疲労はさほどなかったが、もう少し楽しめればよかった。先日大丹生で釣ったチヌはまだまだ産卵は先のような状態だった。魚はいないとは思ったが、今年は産卵が遅れて、もしかしたらこれから大きな群れが吉田に入ってくるかもしれない。もう少し、アタリの多い日にまた吉田に来たいと思った。

釣果:今の職場ではやることがなくなった。