7月31日(木)  大丹生(雨のち晴れ) 大潮

 急に仕事を休めることになったので、大丹生に行くことにした。途中、団子大、丸貝、アケミ、サナギ、オキアミ、氷を購入。合計4600円。気合いが入って買いすぎた。次回から4000円までにしないと。大丹生には4時半前に到着した。天気は雨だ。しかも結構降っている。4時50分出船。おじさんは今回は沖2列目、沖向きに降ろしてくれた。釣り座を構えてすぐに気がついた。北を向いているため、正面から風と雨を受ける。上潮は筏下に流れ込んでいる。最悪。よっぽどのポイントでない限り風を背にうけるのがよい。釣り座を変えようかと思ったが、おじさんが「ここ」と言って降ろしてくれた場合はそこでやることにしているので、続けることにした。雨は12時頃まで降り続いた。真夏にも関わらず、非常に寒かった。ヒイラギとアジが餌をつつくだけで、アタリはなかった。
 
 昼からは天気は回復してきたが、風は強く釣りにくい状態は続いた。しかし、何よりアタリがない。夕方の時合いを信じて打ち返した。「なーんもおらん。」時刻は5時をまわった。ゆうまずめだ。しかし、どうも釣れそうにない。5時半、何となく釣り座の右方向が気になった。1メートルほど右にサナギハリス団子を投入する。着底後、20秒に1回チクとあたる。2、3分経過しただろうか。頭ではホームページの題のことを考えていた。「『とうとう大丹生でも』、もう一つかな。これでは大丹生でいつも釣ってるような言い方やな。素直に『大丹生緊急釣行』の方がよいだろう。緊急やったら、普通結果ださなな・・・今日は何しにきたんやろ・・・」あきらめが強くなっていたそのとき、突然穂先がクッと入った。即アワセ。のった。「間違いなくチヌや。やった。」結構引く。必死で巻いた。チヌは筏下に突進した。「あー、ロープか。あまりにも悲しすぎる結末か。」しかし、チヌはラッキーにも左後ろのロープのない方向に走った。ギラッと光ったのはまさしく良型チヌだった。一発タモ入れ。「やったー。」12時間半の苦労が報われた。大満足の1尾だった。あのチクがチヌの前アタリだったのか?それとも最初はヒイラギで途中からチヌか?そう言えば突然ボコが2,3回あったが、チヌだったのか(コノシロのスレあたりと思ったが)?いろいろ疑問が起こったが、とにかく自分の釣りをやって釣れた満足感が大きかった。今日はこれで十分だと思った(6時40分まで、もちろん2枚目を狙いましたが)。

 6時50分、おじさんが迎えに来てくれた。おじさんが「何枚釣れた?」と聞くので「1枚!」と笑顔で答えると、おじさんに「下手になったのー。」と言われた。「でも、40pあったでー。」おじさんは聞いていなかった・・・。当日の状況であるが沖1列目の両端の筏では小型だが、数枚づつ釣られていた。餌はシラサだと思う。白杉でもそうだったが、活性のあまり高くない日はシラサは非常に有効に思えた。外道もヒイラギが中心なので、アケミやオキアミ買うならシラサを1杯買った方が安くつく。チヌを寄せるまでの手返しにシラサは迷うところだ。釣ったチヌの腹からは丸貝が数個分とサナギがでてきた。とおりすがりではなく、、しばらくは筏下に居たのだろう。私が釣りを始めて以来、最も今年の舞鶴は外道が少ない。「これで、チヌの群が寄ったら・・・」と思ってしまう。
 

釣果:1枚(40.5p)