1月5日(月)  大丹生(曇り)   大潮

 厳しい状況が続いているが、初釣りは迷うことなく大丹生に行くことにした。途中、シラサ3杯、オキアミ、石ゴカイを購入。合計3400円弱。魚の活性もあまり高くないようなので、団子はやめた。現地に到着して、西田のおじさんとおばさんに挨拶をして、いざ出発!「釣り人は私だけだ。大丹生独占だー!」(よくあることですけど。)

 あがった筏は沖側一番千歳よりだった。まずはシラサや石ゴカイを落とし込む。朝一からなにか、生命反応がある。しばらくやってから、おじさんからもらった牡蠣ゴミをまく。アタリがあるが、なかなかのらない。そのうち釣れてきたのはフグだった。それもでかい。その後はフグとの戦いが始まった。良型フグのオンパレード。退屈はしないが、全然うれしくない。いやになって石ゴカイを遠投。着底と同時にアタリ。釣れたのは20pを超えるキスに見えたがメゴチだった。「でっかいメゴチ。こんなにでかくなるのか・・・。」次はガシラ。11時頃には本物のキスが釣れた。「あかんなー。チヌのアタリがない。おってもおかしくないのになあ。」
  11時頃から、フグの活性が落ちたので、ゴミのなかにいた得体の知れぬ2pほどのゴカイ系の虫をさして投入。しばし休憩。仕掛けを回収しようと糸をはると重みを感じたので、即アワセ。のった。重い。あがってきたのは、大丹生の定番の良型カレイ(33p)。「でっかいカレイ。刺身で骨と鰭は骨せんべいだー。」カレイの時合いかと思い、カレイ竿を投入。しばらくして大きなアタリ。2枚目かと思ったが巨フグ。仕掛けをしかも食いちぎられた。「カレイ狙い、やーめた。」13時頃から1時間ほどは雨。正面からだったので、筏の反対側で釣った。14時に再びもとの釣り座に戻り、エビの底まきを行った。しばらくして、非常に小さなアタリ。待つが変化がないので、あわしてみた。のった。またもや重い。あがってきたのはコウイカだった。「でっかいコウイカ。おまえも刺身だ。」

 いろいろ試すがチヌアタリはない。16時頃、エビを動かしていると重みを感じたのであわせた。重い。やたらに重い。「重いものばっかりや。今度は牡蠣がら?」海面をのぞきこむと、足を広げたタコが・・・。「うぇー。でっかいタコ。タコ飯にしてやるー。」もうおかずは十分だった。夕まずめを期待してがんばるが、最後までフグのアタリが続き、17時に納竿とした。

 陸に上がると、そこには仕事帰りのだんごさんが、あたたかいコーヒーを買って、来てくれていた。しばらく談笑した。元気になった。今の大丹生は釣れる釣り場とは言い難いと思う。しかし、だんごさんも私も釣れないとは思っていない。「3年前よ再び。」(その前は10年前ぐらいだったかも・・・。)
 3年ほど続いた堤防等の工事も昨年終了した。大丹生の海も今年からは落ち着くだろう。いつか、だんごさんとお互いを記念撮影できる日がくるはずだ。この冬がそうであって欲しい。(状況からするとあくまでも願望であるが・・・。)大丹生ファンの夢に海がこたえてくれますように!

釣果:やっぱりボウズ