6月12日(土) 大丹生(曇り) 小潮
先週に引き続き、HGの大丹生に行くことにした。大釣りできるとは思ってなかったが、なんとか1枚あげて、大丹生夏本番を確信したかった。団子(大)、シラサ1杯、オキアミ、サナギ、丸貝、氷を購入、4500円。大丹生には5時頃到着。筏にはすでに釣り人が4,5人おられた。「よーし、がんばるで!」
天気は曇天、潮は前日の雨でよい濁りが入っている。爆釣の予感。5時半第1投。そして、その後・・・・・・・。「あーあー、あああああーああ、あーあーあああああー、あーあーあああああーああ、ああ、ああ、ああー。」「北の国から」の主題歌が聞こえてくる状況が続く。8時、釣友のF氏、大丹生到着。11時だんごさん、登場。そして、みんなで、「北の国から」を大合唱して1日が終わった。14時間釣っても釣れない時は釣れないことを再認識させられた。
当日の状況は前回同様、ハオコゼを中心に、フグ、チャリコ、ガシラ、アジ、キスなどが釣れたが、チヌの気配は全く感じられなかった。例年なら、もう釣れ始めてもよい頃なのだが。沖にできた防波堤では今回もチヌがあがっていた。おそらく、沖から入ってきたチヌが防波堤に付いてしまって、湾奥の筏に入ってきていないのだろう。少し釣れ出すのは遅れそうだ。
2回連続して、「恐るべし大丹生」状態を経験しながら、当日考えたことがある。「1年を通して、厳しいことが多い大丹生に通って何を得ているのか?もちろん釣果以外の面では満足している。しかし、釣り人として成長しているのか?よく、秋に小チヌを釣って、チヌアタリを覚えてうまくなるなどと本には書いてある。今日はアタリなど1回もなかった・・・。そう、大丹生では根気と集中力、そして数少ないチヌの気配を察知する勘を得ているのだ!チヌの居るところに行けば、必ず釣ってやる。」2週連続して、厳しい釣行だったが、大丹生釣行の意義をそうとらえることにし、納得することにした。
筏からあがるとがじろうさんが待っていてくれた。がじろうさんがいてくれるとホッとする。大丹生で苦楽をともにするだんごさんとも久しぶりに会い、3人で日が暮れるまで話した。精魂尽き果てていたが、元気になった。7時40分、夕暮れの舞鶴を後にした。気づかぬうちに、舞鶴の街を無意識に運転し、その光景が見慣れたものになってしまった。舞鶴にだんごさんやがじろうさんという仲間もできた。そのうち、もっともっと舞鶴のことを知ることになるのかもしれない。
釣果:再調査結果=早かったようです。