７月５日（月）　　長浜（曇り後晴れ）　大潮

　中１日で長浜に出撃した。がじろうさんとの前からの約束で、とても楽しみにしていた釣行だ。しかし、土曜日の釣行で体調を崩し、当日は鼻がでて、全身がだるかった。土曜日に行ったことをすごく後悔した。・・・が、爆釣を夢見て一路長浜へ。餌は前回同様、団子（大）、丸貝、サナギ、オキアミ、氷、合計３７００円。岡本渡船でがじろうさんと合流し、５時過ぎに出船した。風が強いとの予報であったが、波はなく刈又筏に行くことになった。がじろうさんの爆釣筏にのった。戦闘開始！落とし込みにはアタリがないので、早々に団子投入。サナギハリス団子だ。２投目ぐらいにいきなり、穂先が突き刺さる。「きたー！」しかし、正体はフグ。「まあ、いいや。この後はチヌが穂先を引っ張り込むはずだ。」しかし、それっきりアタリはない。「うーーーん。厳しいのかな？」チヌの気配は感じない。餌をオキアミにすると、アジやヒイラギが入れがかりする。6時過ぎ、隣の筏の釣り人が40オーバーの良型をあげた。（餌は半貝）「チヌ、いるぞ。」がんばって打ち返す。しかし、1時間たっても、2時間たっても状況に変化はない。朝のうち曇っていたが、天気予報に反して晴れてきた。つらい。そして、時間はどんどん過ぎていった。

　体力は限界に近づいていった。発熱しているのがわかる。12時頃、団子に明確なアタリ。大丹生同様、ボラが寄ってきたようだ。2投目、またもサナギハリス団子にアタリ。団子へのボラのアタックだと思ったが、あわせた。かかった。しかし、どう考えてもボラの引きだった。しかも、途中でハリス切れ。「ボラと思っても、あげてみなあかんな〜。」少し後悔した。その後も弱々しい団子へのアタリはあるが、サナギや丸貝をとられることはない。1時過ぎ、サナギをかじられた。しかし、噛み跡はフグ。それまでも、ハリスに何度も傷が入っていたので、たぶん間違いないと思った。でも、サナギを囓るようになったと前向きの考えてがんばった。1時40分、あわせた。アタリは小さいものだったと思うが、暑さと熱で記憶にない。でも、結構引く。「チヌの引きだ！」でも、今までの状況を考えると信じられなかった。必死でまいた。がじろうさんが横から「チヌですよ！」と声をかけてくれた。突然、水面を割って飛び出てきたのはまさしくチヌだった。「やったー！信じられない。」とてもうれしかった。「チヌ、下にいたんや！」打ち返しに気合いが入る。その後も団子への反応がある。しかし、うまいタイミングで割れても、餌は食ってこない。チヌならすぐ食ってくるはずだ。2時10分頃、同じような団子アタリのあと、割れるとすぐに丸貝にさわってきた。チヌだと思った。しばらく、ちょこちょこあたった後、押さえた。「よっしゃ！のった。」しかし、一瞬の引きの後、ハリがはずれた。「くそ〜、今のはチヌやったと思うけどな〜。」ばらしたせいだろうが、その後はそれらしいアタリなく、3時40分ごろ納竿とした。合羽のズボンが強風で飛ばされているのに気づいたが、疲れてそれどころではなかった。
　
　今回は自分の体力と夏がの暑さを考慮できなかった。同行してくれたがじろうさんに心配をかけ、申し訳ないことになってしまった。ごめんね、がじろうさん。次回は若狭大島の予定だが、それ以後は舞鶴に落ち着こうと思う。疲れたら、昼寝のできる舞鶴。でも舞鶴は結構真っ昼間にでかいのが釣れるんですよね・・・。

釣果：１枚（37�p）