1月18日(日) 上佐波賀(曇り後晴れ) 若潮
17日に釣行しようと考えていたが、悪天候のため諦めた。この時期、天気次第では諦めることも仕方がないと思う。今まで何度となく、お金を払って凍死寸前状態を経験したから。18日も当初天気が悪かったが、前日になり予報が好転。出撃を決めた。5時半に自宅を出発した。途中、エサ屋を2件まわり、ボケ30匹、シラサ1杯、オキアミ、石ゴカイを購入した。合計3300円。当初、上佐波賀に行こうと思っていたが、エサ屋さんは2件とも「吉田が釣れている。」と言っていた。吉田は以前より行ってみたいと思っていた釣り場だった。迷ったが結局上佐波賀に行った。吉田の渡船屋さんを知らないことと、これだけエサ屋がすすめると人が多いと考えたからだ。情報収集もせずに行くと、たいがいは、釣れてない筏で釣れてないエサで釣るはめになると思った。
上佐波賀に到着し、8時前より釣りを開始した。釣り人は私を含めて5人。昨日は1人だったそうだ。船頭さん曰くでは、この冬は釣れていない。釣れてもあまり大きくないそうだ。さらに牡蠣の取り入れ作業を行った後の筏は例年なら釣れるらしいが、今年はもう一つらしい。「まあ、1枚釣るかどうかの世界だからがんばってみよう。」と思い釣り始める。ボケと石ゴカイの落とし込みでやってみる。石ゴカイの方が反応がある。しかし、チヌらしいあたりではない。しばらくして釣れたのはカレイだった。その後も10時半ごろまでは時々アタリがあり、アイナメを2匹追加した。1時間おきにシラサの底まきを行い、その間はイガイをつぶしてパラパラとまいた。根気よくやったが、昼頃からはどのエサにも反応がなくなった。どうも釣れる気がしないので、すがすがしい冬の舞鶴湾の写真を撮った。いつのまにか、朝は曇っていたが最高の天気になっていた。「釣れたらいいのに・・・。」
13時と14時にはイガイの大量爆撃を行った。1度目の爆撃の後、シラサに反応あり。1度だけハリにのりそうなアタリがあったがはずしてしまった。「チヌっぽくはなかったが、かけてみないとわからない。残念。」その後はこれといったアタリなく17時納竿となった。釣りながら、穂先が押さえ込まれ、チヌが上がってくる場面を何度も想像した。「釣りたかったな〜。でもまあこんなもんかな。」と思った。帰り道、吉田の釣果が気になった。「吉田に行けば釣れたのだろうか?」でも場所選びも実力にうち。吉田が釣れたかどうかは問題ではない。冬に確率よく釣るにはまだまだ、経験が足りない。臨機応変な場所選びとエサ・仕掛けの選択ができるようになりたいものだ。
「そのうち釣れるさ。また行こう。」
釣果:ボウズ