7月21日(火) 千歳(曇り後晴れ)
今回はがじろうさんと千歳に釣行することになった。がじろうさんは千歳でよい釣りをされており、それに便乗した。当日は朝、全線開通した京都縦貫道に沓掛から綾部安国寺まで乗ってみた。自宅から安国寺まで50分ほどで着いた。確かに早いが高い。「時は金なり」ということか。しかし、お金さえ気にしなければ、昼だったら京都市の北に行くのも、舞Iに行くのもそれほど変わらないかもしれない。それに疲れた時に運転が楽になるのはうれしいことである。その後、飯などを買って、釣り場には5時前に到着した。偶然にもいつもお世話になっている黒鯛釣り具店の勝部さんも来られており、がじろうさんと私を含め、5名で筏に渡った。我々は4号に乗った。
イガイをパラパラと撒いて、第1投は5時過ぎだったと思う。0.5号のオモリを付けて、落としこむ。特に反応はでない。追加でイガイをパラパラ撒いて様子を見ていると、3分ほどたったころモゾと触った。アタリだと思い、構えるが次が続かない。「あれ?アタリじゃないのか・・・。」手で糸を引いて見ると、イガイが付いていないのがわかった。「しまった。やっぱりアタリやった。たぶん、糸フケがでてたのか・・・。」糸を手繰り上げてイガイを投入。2メートルほど上からはゆっくり落とす。穂先から気配を感じる。すると着底してすぐ触ってきた。タイミングをはかってあわせた。「お!かかった。」最初の1枚は絶対ばらしたくない。立って慎重にやりとりした。上がってきたのは40強のチヌだった。早くも釣れた。がじろうさんのおかげである。
チヌの写真などを撮って、次の1投は5分後くらいだった。するとイガイが着底するとすぐにコツと堅いアタリがでた。「うぉ、またあたった。」慌てて勘であわせてしまった。「しまった・・・。」手繰り上げてゆっくり落とそうと思った。ところが手繰り上げた糸が絡むトラブル発生。時合いなので、ほどくのを諦めて、糸を切ってもう一度落としこむ。アタリはない。今度は慎重に手繰り上げ、イガイを付け替え、2メートル上よりゆっくり落としこむ。触ってきた。そして着底後すぐに押さえた。「よし、のった。」先ほどよりよく引く。上がってきたのは40中頃の良型だった。
2枚目を釣り上げたのは5時40分。今日は結構釣れる気がした。ただ、油断は禁物。朝一のアタリはあてにならない。、集中して釣ろうと思った。次の1投には、アタリはでない。そして次も。しかし、がじろうさんが得意の探り釣りで1枚あげ、他の筏でも上がったので、時合いは継続しているように感じた。しかし、6時過ぎからは、どの筏もアタリがなくなったような雰囲気を感じた。やばいかもと思ったが、7時頃、1番と2番で1枚釣れ、がじろうさんもかけた。再び、時合い突入かと思ったが、ほんの10分ほどの時合いで終了した。この頃から強風が吹き始めた。何とか釣りはできるので、暑さがしのげる程度に思っていたが、止むこと無く吹き続けた。しばらくして気づいたが南風であった。南風の時に釣れないのは、舞Iの常識。アタリはでない。それでも9時から10時の時合いに期待して、丁寧な釣りを続けた。しかし、願いもむなしく、10時は過ぎた。11時になるころには完全に諦めムードとなった。そして、がじろうさんと相談し、12時半納竿とした。最初の5投で4回のアタリがあったが、それ以降1度のアタリも出せずに終わってしまった。「仕方ない。」
当日は朝一のみの釣りになってしまったが、千歳の魚影が濃いことが実感できたし、久しぶりにがじろうさんと一緒に釣りもできたのでよかった。帰り道、天気もよかったので、いろんな所に寄り道したくなった。しかし朝が早かったので、眠たかった。結局、フェリー乗り場にちょっと寄っただけで家路についた。今度早上がりしたときは、一度寝てから、写真など撮りながらぶらつきたいと思った。
釣果:2枚(45.5・41)