6月2日(土)   千歳(晴れ)

 4,5月はしんどい。6月もこの週末を除けば、休みは1日くらいか・・・。全身にブツブツが出て痒い。職場ではまた一人、同僚が来られなくなった。テレビでは連日えらいさんがシャーシャーと見苦しい嘘を言っている。人を見下している。「海を見るしかないか・・・」釣れないのはわかっていたが、釣りに行くことにした。場所は1週間ほど前に大型が4枚上がったと黒鯛のHPにあった千歳にした。

 当日は4時に起床し、途中、黒鯛釣り具店で団子(小)、オキアミ、サナギを購入した。6時に渡船場に着くと、すでに先客は出船していた。沖の鉄板に3名、筏群に1名乗られていた。私は筏群の一番手前の筏に乗せてもらった。筏に乗り、ブイを見ると結構イガイが付いている。サイズは様々だが、十分餌にできるサイズだった。「なんや・・・、これならお金の節約で団子買わんかったのに。」まずはイガイ釣りからスタートすることにした。1時間やったが、予想通り不発。盛期ならイガイで粘るが、今の時期何が正解になるかわからないし、何より団子を買ってしまった。イガイを撒きながらも団子釣りに切り替える。すると7時半、早速オキアミにアタリ。1分ほど待ってあわせると、重量感はあるが、引かない。何かと思ったら、30㎝のガシラが釣れた。「うまそ!」しかし、その後は完全な沈黙。何の生命反応もない。最初から覚悟していたので、特に気にすることなく、釣り続けた。「筏下に魚が戻ってきていない。せっかくイガイが準備できてもこれでは釣れない。」と思った。

    

 10時半に当日2回目のアタリがあったが、それ以外はアタリは皆無であった。経験上、釣れるとは思えなかった。あまりの暇さ加減のために、また不愉快なことを思い出してしまう。「せっかく釣りに来ているのに・・・。」すると12時頃、2羽のカモメが喧嘩を始めた。大声を上げて、突き合いながら、しかも羽を手のように使って相手を叩き、もつれ合いながら筏の上から、海面に落下。さらに海面で取っ組み合いを続けた。あまりの激しさに思わず吹いてしまった。カモメのおかげで笑ってしまった。同時に今日はもういいかと思った。14時頃まではやろうかと思っていたが、12時半に船頭さんが見回りに来られたので、納竿することにした。船頭さんによると、鉄板で朝のうちに落とし込み釣りの方が2枚釣ったそうだった。帰路、どこかに寄ろうかと思った。しかし、日差しは夏。疲れそうなので、まっすぐ帰ることにした。「テレビで広島でも応援するか。」

釣果:釣るのは無理でした。