１１月１０日（日）　　　千歳（晴れ）

　今回はＦ君との釣行となった。Ｆ君が初めての場所と言うことで、前回と同じ千歳に行くことにした。土曜日の舞鶴湾各地の状況は渡船店の情報等を見る限り厳しかったようなので、難しい釣りは覚悟したが、一方でたくさん釣れるのではないかという期待もあった。今年は釣りたいというモチベーションがなぜか高い。

　当日は我が家に４時に集合し、途中黒鯛釣具店に寄って、夜明け前の６時頃に現地に到着した。うだうだしているうちに、夜も明けて出船となった。４人の釣り人が鉄板に上がり、我々２人だけが筏に乗った。３号に乗ったのだが、やや筏の損傷箇所が増えていた。しっかりしているのは２号と一番端の６号（？）のように見えた。３号も釣りに支障があるわけではないので、釣り座を決めて釣りを開始した。オキアミが無傷で戻ってくる。どんどん打ち返すとオキアミがとられるようになり、７時半にはカワハギが釣れた。外道の活性もないようでは期待ができないので、よい兆候と思った。８時半には今度はアナゴが釣れた。しかしそれ以後は全くアタリはなくなった。持ってきたサナギや丸貝、オキアミ、コーンだけでなく、筏に残るイガイ、牡蠣の半貝、巨イガイの両貝なども試したが、反応はない。個人的にはこのところ毎度低活性なので気持ちが折れることはなかったが、数をつりたいという希望は叶わないことはわかった。

　時刻は昼を回った。そしてさらに時間が経過した１４時半、突然背後で大きな音がした。振り返ると筏の中を釣っていたＦ君の竿が曲がっている。だが一瞬で穂先がはねてしまった。寝そべっている時に突然穂先が突き刺さったらしい。餌はイガイだった。もしかして夕まずめの時合い到来かと思って、最終の１６時半までがんばることにした。しかしそれが最初で最後のアタリだった。完敗だった。

　当日は団子は大を買ったが、効果を感じることはなかった。１１月になって、日によって釣り場によっては、数が釣れている。まだまだ団子釣りのできる季節であることは確かなのだが、ここまで厳しい目に会い続けると団子釣りで釣れる気がしない。次回はどうしよう。釣り方はわからないが、釣りに行く意欲はあるので、また近いうちに出かけようと思う。

釣果：釣れないな～