12月7日(土)   大丹生(晴れ)

 今回も大丹生でのゼロ円釣行に挑戦することにした。釣り場には7時過ぎに到着し、真ん中の筏に乗って釣りを開始した。筏からはがした牡蠣やイガイを落とし込む。餌は基本的に残るが、たまのアタリでアナゴが2本、8時半頃までに釣れた。餌を落とし込む場所を変えると反応がでたりもする。前回より魚の活性を感じる展開だったので、釣れそうに思った。

 ところが9時半頃、牡蠣漁師さんが登場した。「やばい。」と感じたが、作業を開始されたのは正面の筏だった。投げれば近くまで届くところだったので、チャンスに変えられると思った。竿下ではアタリはでないが、もともと頻繁に外道があたってきたわけではなかったので、魚が散ったかどうかはわからなかった。作業が開始されて1時間ほどがたったので、作業筏に向けて牡蠣を投げてみることにした。まだ作業されているのでダイレクトには投げられないが、3メートルほど離れたところに投げた。穂先が突き刺さることを期待したが、いつまでたっても着底しない。巻き上げると餌がなかった。その後も数投するがいずれも着底しない。ハリがなくなることもあったので、フグ等が結構いるようだった。自分の筏ではいつまで放置してもなくならないのに、牡蠣掃除の威力が半端ではないことを実感した。

 その後、牡蠣漁師さんは13時頃に作業を終了された。今度はダイレクトに投げるが当然餌は残らなかった。外道の活性はすごい。乱打戦をした方がたぶん釣れる確率は高いが、せっせと撒き餌をした竿下で釣りたい。ただ、今の状況では乱打戦をするには外道が強すぎる。「どうする?」毎年毎年同じようなことを迷ってしまう。結局、思いついた場所を適当に釣った。14時半頃からは、投げても残るようになった。ガシラやアナゴが釣れたが、本命らしきアタリはでない。そして、1度もドキッとすることなく、16時納竿となってしまった。陸に上がるとがじろうさんが来てくれた。しばらく話した。また年末、舞鶴で一緒にご飯を食べられるといいなと思った。

 当日は天気もよく無風であったので体力の消耗も少なく、最後まで集中力は切れなかったし、穂先が突き刺さるイメージを持って釣り続けた。これで何度かドラマがあれば言うことはなかったのだが、そうはならなかった。チヌの魚影の薄さを感じたが、小屋付き筏では30センチ台が2枚、一文字ではフカセで3人で4枚、カセでも48センチ1枚が釣れていた。だから、本当はチヌが結構いるのかもしれない。これで千歳を含めて3連続完封負け。そろそろ何か変えないといけないのかもしれないが、もう1回、同じことをやってみたい気もする。

            

釣果:今度釣れたら、うれしいやろな・・・・。