3月7日(月)   吉田(曇り)

 予報では風があり、天気はよくなかったが、平日に釣りに行けるチャンスなので、吉田に行くことにした。吉田にはカセがあり、狭っ苦しい釣りをしてみたくなったからだ。当日はもう一人の釣り人と7時半頃出船した。予報に反して風はない。カセで揺られなくてすみそうだった。カセをつけたのは、筏群のちょうど真ん中の筏だった。前方の筏では、牡蠣掃除をしていたらしいが、牡蠣ロープ自体はもう下がっていなかった。あまり釣れそうな雰囲気はなかったが、釣りを開始した。四方八方探るが、午前中は2回、フグにかじられただけであった。吉田はなぜか午後からの方が釣果がよいので、根気よくやった。13時半に、あまりチヌらしくはなかったが、かけられそうなアタリがあったのであわせた。そしてこれが、当日の唯一のスイングとなった。大丹生以上に魚の気配を感じない海であったが、ビッグチャンスが訪れることを期待して釣り続けたことで、時間の経過は早かった。なかなかこの冬は厳しい釣りが続いているが、だからこそ、次に釣れたときは嬉しい気がする。

    

釣果:釣り人の数だけ、釣りはある。