7月29日(土) 上佐波賀(晴れ)
今回はまこちゃんと行くことになった。釣り場は単独では行かない上佐波賀。まこちゃんに3時に迎えにきてもらい、途中黒鯛釣具店に寄って、釣り場には5時前に到着。しばらくすると船頭さんがやってきて5時半に出船した。乗ったのは3.5番。
早速釣り始める。サナギやコーン、さらにはオキアミコーンなどを試すが全くアタリはない。オキアミ単独ですら上がってくる。しかし、1時間もすると大量のコノシロが表層にはあらわれた。魚の活性がゼロではないようだ。まこちゃんによると上佐波賀のゴールデンタイムは9時らしい。気持ちを前向きに持って釣り続ける。すると8時頃、まこちゃんの竿が大きく曲がった。上がってきたのは45㎝の良型チヌだった。「おー、これからか!」と思ったが、これからだったのはまこちゃんだった。決して頻繁にあたる訳ではないが、着実にまこちゃんはアタリをとらえて、午前中に3枚釣られた。私の方はノーフィッシュどころか、ノースイングだった。
午後からもまずは12時半頃まこちゃんが釣られた。活性の低いなか流石だなと思った。ところが、こちらの筏の活性は低いが、21番の釣り人の竿は昼頃から頻繁に曲がっていた。早朝にも釣れていたので、見ていただけでも5,6枚は釣れている。魚の食い気は低いわけではないことは感じた。「なぜ、1度もチヌアタリがない。うーん、下手なのもあるが、餌が付いて底にあれば、初心者でも釣れることはある。ツキもないのか・・・。」ただ、こういうことは、釣りを長くやっていればよくあることだったので、焦ったりイライラすることもなく、無の境地で釣り続けた。
時刻は納竿1時間前の14時になった。まこちゃんからもらったアサリのむき身を大きく上に誘って落とし込むと、当日初めて大きく抑え込んだ。しかし、何の手応えもなく、むき身も半分残って上がってきた。残念ながら、チヌではなく根魚系だと思った。しかし、大きなアタリがでることはここまでなかったので、状況の変化を期待して、今度はサナギよりは食い込みが良いと考えて、コーンを3粒刺してハリス団子で投入した。すると着底後、すぐに触ってきた。緊張する。さわり始めて、10秒くらいで、急に穂先が鋭く入った。あわせきれなかったが、餌がコーンなので可能性を感じ、すぐにまたコーンを投入した。これまた、着底後すぐに前アタリがあり、今度はゆっくりそして深く抑え込んだところであわせた。手応えはあったがあまり引かない。小型かと思ったが、中層で暴れた。取り込みはバタバタしたが、思ったより型がよく、40㎝のチヌだった。ワンチャンスを捉えたことがうれしかった。「よし、ここから!」と思ったが、時合いになったのはまこちゃんだった。そこからまこちゃんは3枚追加。私はアタリすらなかった。
納竿は15時。結局まこちゃん7枚、私はアタリ2回だった。いわゆる寄せ負けだったのかもしれないが、もっと工夫していれば、1枚ということはなかったと思う。単独で行くことが多いので、こういう状況が少ないが、よい勉強になった。次回、まこちゃんと行った時は7対3くらいになるよう工夫してみたいと思った。
帰りは縦貫道が事故のため、1時間近く余分にかかったが、まこちゃんが運転してくれたので、体力的には楽をさせてもらえた。まこちゃんに感謝だった。当日はサナギでは釣れる気がしなかったが、持ち帰ったチヌはサナギを食べていた。今度はサナギでよい釣りをしようと思う。
釣果:1枚(40)