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11月30日(日) 山弘(晴れ)
団子釣りができる機会も残り少なくなってきた。寒波が来る前に団子釣りをしようと山弘渡船に行くことにした。6時半に出船し、1号で釣りを開始したの7時頃だったと思う。朝は極めて寒かったが、手がかじかむほどではない。オキアミ、コーン、サナギ、丸貝を適当に変えながら、集中して釣った。ただ、結果的に言うと状況は前回の吉田と変わらなかった。というより、10月・11月の釣りはずっとそうだった。外道はいるが、チヌあたりがほとんない。チヌの魚影の薄さを感じる。今回もカワハギ、ウマズラハギ、ボラ、ヘダイ、ハタは釣り上げた。でも、それだけ。ドキッとする瞬間無く、2時半過ぎに納竿した。もう釣り師としてはベテランの部類なので、落ち込むことはないが少々疲れた。
ただ、今年は秋にたくさん釣行できたおかげで、紅葉は楽しめた。舞鶴の自然林はきれいだ。一方で日本には放置されている人工林が多い。杉への上手い対策が考えられれば、林業や観光業、花粉症対策にも何か光が見えるかもしれない。また人里に餌を求めて出てきた親子グマが次々駆除されるのも減るかもしれない。熊に関しては、その人への脅威を度外視した発言なのだが、子を思う親の気持ちはどんな動物にもあり、それを思うとあわれでならない。熊はただ、子どもに食べさせ、共に生きたいだけなのに。それに比べて人間はお金や地位を得て、権力を持てば持つほどおかしくなる。権力を維持するためには何でもする。熊の駆除と政治の話を並べて放送する最近のニュース番組を見ると嫌になる。山を見ているといろんな思いが錯綜してしまう。
今年もあと1ヶ月。秋がだめでも、なぜか冬によく釣れ、チヌは実はいっぱいいたことを思い知らされることは今までも多かった。年内にあと1回は行きたいと思う。
釣果:山と青い海と自衛艦