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2月13日(金) 大丹生(晴れ)
久しぶりに大丹生に行くことにした。当日は5時過ぎに出発し、6時45分頃到着した。そして7時15分頃、20年ぶりくらいに大丹生に来られたという釣り人と共に出船した。私は2号、その方は4号に乗られた。後から小屋付きにも釣り人が来られた。船頭さんによると2号の右斜め前の筏では毎日のように牡蠣掃除をしているらしかった。釣り座は真ん中よりやや左寄りにとった。牡蠣を引き上げ、刺し餌を作り、ゴミを一気に釣り座に撒いた。しかしながら、第一投は牡蠣掃除筏に向けて投げることにした。距離は10メートル弱、大きな牡蠣ならギリギリとどくと思った。投げる。牡蠣は筏手前1.5メートル付近に着水した。いきなりくる予感がした。しかし、反応はない。しばらく待って、餌を交換して、第二投。今度もまあまあの位置に投げた。こない。「うーーん。」外道の反応すらないのは、寄ってないのか、まだ寝ているのか。2投で見切りをつけ、釣り座に戻る。牡蠣を落とし込む。するといきなり細かなアタリがある。すぐに餌をとられた。朝一から、フグがいるようだった。「いけるかも。」ほぼ毎投、アタリがでる。そのうち、チヌアタリがでるような気がした。ところが、釣りを開始して1時間ほどした8時40分過ぎ、早くも牡蠣漁師さんが現れた。エンジンをかけたまま、機械を使って牡蠣の引き上げが始まった。アタリが止まった。エンジン音は結構大きい。まだ、牡蠣掃除も始まっていない。「こんなに騒然としているのに、もう寄っているのか?」エンジン音が合図であることは確かだが、これだけ大きいとまだ遠巻きにしている気がしたが、とりあえず投げて見ることにした。船がこちらの筏側にあるので、先ほどと同じ距離を投げると船にあたってしまう。船の手前1.5メートルくらいに投げた。つまり筏からは3メートルは手前ということになる。するとすぐにフグアタリがでた。次の1投にもフグアタリ。早くもフグは寄っていることが確認できた。しかし、この騒音の中と掃除もしていないので、すくなくともエンジンが切られて、掃除が始まるまでは、釣り座でがんばることにした。
しかし、あれほどあった外道アタリが全くでない。朝一のタイミングが終わったあとの休憩なのか、牡蠣掃除の影響なのかをいつも考えてしまうのだが、経験則から言えば、牡蠣掃除のせいだと判断した。迷いを断ち切って釣り座を諦め、牡蠣掃除筏を狙うことにした。ただ、牡蠣掃除は筏の上でやっているので、船が邪魔で投げてもおそらくポイントから4~5メートルは離れている。厳しい距離だと思った。牡蠣掃除筏を狙うときは近ければ近いほどアタリは当然出る。最初にフグアタリが出た付近に投入してもアタリはでない。もっとピンポイントに寄ってしまったのか・・・。
30分ほど経過した10時10分頃、久しぶりにハッキリしたアタリがでた。回収するとハリがなかった。遠投するときは縫い刺しで投げるので、フグが当たるとハリスに必ず傷が入る。その後、2投するが、すべてアタリがあり、アタリがでるまでの間隔も早くなり、最後の1投は着底直後に触ってきた。「うん?アタリが強くなっている。フグアタリが変わってきたような。」次の1投も着底直後、クイと穂先が入り、反射的にあわせてしまった。「しまった。今のは待てば、押さえ込むアタリだった気がする。フグじゃないかも。」集中して次の1投を投げた。やはり、着底直後から触ってきた。穂先がチョンチョンしているのを我慢すると穂先が徐々に入っていった。あわすと確かな手応え。「チヌや!」なかなかの抵抗を見せて上がってきたチヌは45㎝の良型、大丹生のゴールデンタイムの10時半のことだった。
久しぶりに釣れてうれしかったのと、ポイントから結構離れても食ってきたので、この後も希望が持てると思った。この1枚の後は、着底後にあたることもなくなり、外道にとられることもなくなった。しかし、チヌがいることは確かなので、根気よく投げ続けた。すると11時、牡蠣にアタリがでるとすぐに押さえ込んできた。遠投しているので、背後にのけぞるくらいあわせた。「かかった!」凄い重量感が伝わってきた。一気に巻き取るが、すぐに強烈に引き始める。耐える。最初に走らすと厳しくなる。耐えながら巻く。しかし、ある程度巻き取ると逆に引きの強さが竿に乗ってきて、何度も糸を引き出される。バレる気がしたが、何とか寄せてきた。筏に寄せた後も、何度も突っ込まれ、気をぬくところはなかったが、ついにタモにおさめた。年なしを確信する見事な魚体だった。
十分満足した。それから何投かしたが、アタリがなかったので、11時半に早めの昼食にした。カップラーメンを食べ、牡蠣掃除をした。すると予想通り、12時過ぎに牡蠣漁師さんが、昼食のため陸上がりしたので、釣りを再開することにした。船がないので、直接筏際を狙うことができる。大チャンスだと思った。船があるときより、筏近くには投げているのだが、アタリはでない。「うーーん、アタリでないな~。なんでやろ。」30分以上やるが、外道のアタリすらない。一つの原因は、筏が遠すぎて牡蠣が筏際にとどかないことがあった。もちろん、まだ投げられるのだが、牡蠣が軽いので大遠投はコントロールがきかない。ただ、このままではアタリはでないので、トラブル覚悟で大遠投することにした。12時50分、その日一番筏際近くに着水した。1分ほど経っただろうか、アタリがでてすぐに穂先が入った。手応え十分。チヌがかかった。手応え的には1枚目よりやや強いが、2枚目には遠く及ばない感じだったが、上がってきたチヌは大きかった。少しスマートで白っぽい、本日2枚目の年なしだった。
3枚目を釣り上げて、ごちゃごちゃしている間に漁師さんが筏に帰ってこられた。近くに投げればチヌがいることがわかったが、船があるのでまた離れた位置しか狙えなくなった。3枚目が釣れて30分後の13時20分、アタリがでた。アタリ方はこれまでの3枚とは違い、突っつくアタリだった。強い突っつきアタリがコン、コン。コンとあり、引き込むアタリの前に餌が切れると考え、4度目のコンであわせた。かかったのはチヌだった。このチヌは3枚目より引きは強かったので、年なしを期待した。バレそうな気はしたが、徐々に上がってきて、最後は少しバタバタしたが、無事すくった。残念ながら年なしではなかったが、よい型だった。
完全に満足したが15時まで、一応やった。そして15時半、船頭さんに迎えに来てもらった。空気抜きに失敗して、さらにハリを飲まれた2枚を持ち帰ることにして、残り2枚は放流した。当日は久しぶりのビッグファイトでドキドキでき、楽しかった。
釣果:4枚(50.5・50・48・45)