4月5日(金)  久美浜(晴れ)  小潮

 4月2日、城南宮に厄払いに行った。気分が少し楽になった。しかし、悪い流れは自分の力で、断ち切らなくてはいけない。出撃あるのみ。ということで、5日に一人で行くことにした。

 餌は、ボケ15匹、オキアミ、そして食欲増進剤として、シラサを2杯買った。撒き餌はオキアミ、アミエビ、チヌパワームギ。合計4800円。だいぶ予算オーバー。カセは高いので、筏に乗った。西中渡船の筏は大筏で、例年久美浜カントリーを背にして、右角が一番人気だが、走って場所を取りに行かねばならない。(当日も筏に着くと同時に取られてしまった。)今日は最初から、左角でやろうと思っていた。

  オキアミの撒き餌をまいたあと、シラサをまく。仕掛けをつくって6時10分頃、ボケをつけて第1投。ウキがなじむのを見て、どうせシラサは余るので、今のうちに大量にまこうと手を伸ばすと、ウキがジワーと沈んだ。ちょっと驚いた。一呼吸おいて合わせるとのった。竿をたて慎重に巻いた。「バレるな」と願いながら・・・。無事GET−−。36p。うれしいというより、ほっとした。長いボーズ街道を抜けられた。久美浜特有の朝一勝負。撒き餌をうち、ボケを投入。またもウキが沈む。ゲットー。30p弱。入れ食いだ。その後7時までに同型を2枚追加した。ボケはそのほとんどを消費した。しかし、食欲増進剤のシラサの効果もなく、7時以降はいつもの久美浜状態になってしまった。(ボケもっと買えばとも思った。)

 その後も、撒き餌とシラサを継続してまきながらあたりを待った。オキアミはまったく取られない。朝一で終わりかなと感じだした10時50分頃、オキアミ餌さでウキがしもった。即座に誘うと、スーと入った。30p弱をゲットー。しかし後が続かない。オキアミに反応があったのは、この時だけであった。朝一に釣ったチヌはオキアミをいっぱい食べていたが・・・。

 11時30分頃からはシラサを中心にがんばった。オキアミと交互でやっていたのだが、シラサがいつのまにか取られたからだ。12時頃、シラサにあたり。2、3回誘うがウキは消しこまない。しもったまま、若干横に移動した。思いきって合わせた。のった。おそらくかかりが浅いと思ったので、バレて欲しくなかった。無事ゲットー。30p弱。口の皮一枚だった。しかし、その後はあたりなく、2時に納竿した。

 この日、筏では他の場所は食わなかった。カセでは「ゴルフ場前」で14枚釣れていたが、型は25p前後で筏より一回り小さかった。もう大きいのは産卵場に移動したような気がする。しかし、とにかくボーズを脱出できたことが素直にうれしい。場所も正解だったので、ツキもあった。これで、産卵前のチヌ釣りはひとまず、終了しようと思う。次回の出撃はゴールデンウィークかな。 

釣果:6枚(36・30・29×2・28×2)