12月 1日(日)    大丹生(快晴)  中潮

 体調がもうひとつだったせいもあり、気負うこともなく大丹生に向かった。冬場のチヌは団子にそれほど興味を示さないのではないかと思い、団子は小を買った。エサはボケ20匹、サナギ1袋、オキアミブロック、アオイソメ(500円)、丸貝(300円)、合計3800円強。大丹生には6時前に到着した。まだ暗い空をボーと見ていると、6時15分頃おじさんが出てきた。挨拶をして6時半前に筏にのった。最近は沖の筏が多かったが、今回は岸よりの筏にあげてくれた。

 (岸側より沖側を撮影)

 まず小さな団子を3個落とした。それから仕掛けをつくる間に、2個団子を落として、6時半過ぎより釣りを開始した。特に筏下には魚の気配はなかった。カワハギが若干いるようだ。7時頃、突然団子に小さなアタリ。すぐに団子からオキアミをぬくと、オキアミに小さくアタリがでるので、思い切ってあわせた。「よっしゃー、いきなりチヌや。」上がったきたのは良型40pほどのチヌだった。団子をまいて、チヌをスカリに入れる。うれしい。その後も団子にアタリがでる。今度はボケで、同じような小さなアタリで、もう一回り大きなチヌGET。その後、オキアミでまたもや良型。7時半までに3枚。「この調子やったら、今日はどうなるのか?スカリが破れるのでは」などといらぬ心配をしてしまう。しかし、その後は同じように団子にアタリがあるものの、なかなか釣れない。サナギの切り口からしてチヌはいるようだ。8時から9時の間に3枚追加。しかし、群が変わったのか、26〜27pほどのチヌであった。エサはオキアミとボケ。9時から10時すぎの間に3枚追加。型は更に小さくなり23〜25ほどになった。エサはすべてオキアミ。型が落ちるにしたがって興奮がさめ、アタリも遠くなってしまった。

 11時からもう1本竿を出す。子どもがカレイの骨煎餅が食いたいと言っていたので、カレイ狙いである。大丹生は良型カレイが多い。しかし、カレイは時合いとポイントがはっきりしているので、あまり期待はしてなかった。それに狙うと言ってもバス用の安物竿に仕掛けをつけてブッコンでおくだけだ。ところが、ついているときは、こういうものなのだろうが、明確なアタリがでる。28pのカレイGET。その後12時までに、23pほどのカレイを追加した。
 
 チヌの方には全くアタリなく時間が経過する。2時半頃一度チヌらしきアタリがあった。「おーー?」20分ほどして団子にアタリ。さらに20分ほどして団子にアタリ。抜いたオキアミを食ってきた。25p強のチヌが釣れた。その後は午前中と同様の状態となった。チヌの群が来たようだった。4時までに2枚追加した。チヌの気配はムンムンしていたが、ここで団子が尽きた。今日のチヌは団子に反応していたのに残念。最後の一投はサナギをつけた。団子が割れて3分ほどしたところで、明確なアタリ。完璧に合わせた。「でかい。最後に良型か。よし。」しかし、しばらくのやりとりの後、バレた。ハリはずれだった。完璧だったと思ったのに・・・。時刻は4時10分過ぎだった。とても悔しかった。日没にはあと40分ほどはあった。落とし込みで釣れる可能性は十分あったと思うが、なぜか「今日はこのくらいにしておこう。」と思い、4時半前に納竿とした。今考えると、粘ればよかったと思うが、天気もよく満足できる釣りだった。

 お客さんは私を含め、5人だったがみなさん釣られていたように思う。西田のおばちゃんが今年はお客さんが少ないと嘆いておられた。でも、これからが大丹生の季節と思いたい。また行くぞーー。

釣果:9枚(44・40・38・31・25〜27×5)
                      
その他小チヌ3枚