4月1日(月) 久美浜(晴れ) 中潮
久美浜湾の解禁日に、小泉氏と釣行した。北部に住む、釣り仲間も集結していた。総勢8名。しかし今回の釣行は、本当は思い出したくない。解禁当初の久美浜でボウズをくらったことなど、ど下手の時代から記憶にない。今の私はど下手以下か。ショックを通り越して悲しくなった。釣りに行くのが、今は怖い。でも、こんな釣行記でも、読んでくれている人のためにも、勇気を出して思い出そうと思う。
釣り方は磯竿5.3メートル、棒ウキ。撒き餌はオキアミ・アミエビに集魚材としてチヌパワー・ムギパワー。餌さはボケ・オキアミ。3、4年前はこの釣り方をする人はそんなに多くなかったが、今ではほとんどの人が長竿である。
私は通称「ヤンマー」と呼ばれる方面のカセに乗った。筏をはさんで、反対側にはライバル後藤氏とその友人。私達は久美浜カントリー向き、後藤氏は岸向きである。私には、6時から16時まで1度もあたりがなかった。餌さも取られなかった。しかし、後藤氏は6時半から8時までに5枚釣った。その後10時頃もう一度時合があり、更に2枚追加した。型は30〜40p。その友人も2枚釣った。昼からは、全くだめだったようだ。通称「ゴルフ場前」のカセにはS師匠ら4人が乗った。ボウズは無しであった。その中でもS師匠は30〜45を7枚釣った。H氏は49pをあげた。筏でも何枚かはあがっていた。しかし、全体としての釣果はもう一つだった。食いは渋く、例年通り、朝が勝負である。朝9時頃まで釣れない場所は、粘ってもダメであろう。竿頭はおそらく、後藤氏とS師匠だと思う。ライバル後藤氏に「これに懲りずにまたおいで」とまるで釣堀屋の管理人みたいな、励ましをうけた。
食いが渋くても釣る人は釣る。自分には運のなさを感じる。ずっと釣れない気がしてきた。でも、この流れを変えるために、前向きな気持ちになれたら、また行こうと思う。
釣果:悲しみのボレロ、釣り人として壊れそうだ。デジカメ持っていったのに・・・。