7月17日(日) 大丹生 (雨のち曇り) 若潮
久しぶりに暦通りの休み、前日はしっかり寝て気合い十分。大丹生へ向かった。途中、団子(大)、丸貝、サナギ、シラサ1杯、氷を購入。合計4200円。大丹生には4時に到着した。4時半出船。前回朝からチヌのいた筏には、同乗の2人組の方が乗られた。私が乗った筏は、防波堤寄りの筏、千歳側から数えて2つ目だった。
乗ってすぐ雨が降ってきた。朝一に小団子を撒いて、サナギハリス団子をするのが、いつものパターンだったが、今日は落とし込みをすることにした。若狭釣法。丸貝をつけて落とし込む。反応なし。サナギ反応なし。再び小粒の丸貝。「うーーん、団子打とうかな。前回、第1投のサナギハリス団子にあったたしな〜。でも、前日、櫻井渡船で大会やってて、14,5人、西田にも4,5人来てたらしいし。全然釣れなかったようだが、チヌは団子爆撃にあって警戒してるかも。やっぱり落とし込みで粘ってみるか・・・。」そんなことを考えながら、穂先を見ていると、コツと当たったかと思うと見事に押さえた。「よっしゃ!のった。」30pほどのチヌゲット。丸貝をパラパラ撒いた後、魚をスカリに入れる。時刻は5時だった。丸貝投入。またもアタリ。同型ゲット。さらに今度はしばらくモゾモゾした後、押さえた。結構強い。上がってきたのは40pオーバー。3連発だ。このチヌは針を飲んでいたので、針を切って付け替えた。「何か疲れた・・・。」前回の反省から、朝一集中していたなか、いきなりの3連発。寝不足のうえ、緊張がピークだったので、ほっとしたからかもしれない。次も丸貝に当たっている。しかし、明らかにアタリは小さくなった。警戒してきたようだ。バラシたら終わりだと思ったので、慎重に見極めようとしている間にとられた。次も同じ。その次は少し誘ってみると、少し大きなアタリがでた。30pをゲット。時刻は5時20分。この後は、さらに状況は厳しくなった。たまにとられるので、まだいることはいるようだが、乗せられるアタリはでない。「団子釣りに切り替えようか・・・。」日本海カップの時、飛月会の山口さんが話してくれた団子なしのイガイの釣法を思い出した。「もう少し、団子なしでいこう。」上への誘いを入れながら、がんばる。6時、上に誘って着底後、押さえた。同型ゲット。時刻は6時。この1枚の後、まったく当たらなくなった。6時15分、とうとう団子投入。
6時15分からは延々暇な時間が過ぎていった。「なーーんもあたらへん。」シラサでやるとチャリコやハタが釣れたが・・・。昼前からは雨が上がり、暑くなった。昼頃に時合いがあるかと思ったがなかった。その後も夕方の時合いに向けてがんばった。3時になり、4時になった。状況は改善しない。5時からは団子を打たず、落とし込みを続けた。6時15分、丸貝を誘い上げて、着底後しばらくしてひったくるようなアタリ。上げると丸貝が潰れていた。12時間ぶりのアタリだった。「よし!これからや。」しかし、これも単発で、結局7時に納竿した。
当日は私の他にも8人ほど釣り人がおられたが、ほとんど釣れていなかった。みなさん釣れていなかったことを考えれば、潮が悪かったのかもしれない。それとも爆音を立てて走りまわっていたジェットスキーが影響したのか。たぶん、ジェットスキーの影響はあった。うるさくて集中できなかったし、チヌもきっと驚いたと思う。傍若無人、悲しい連中だ。自衛艦に砲撃を加えてほしかった。
釣り自体としては、朝の時合いをとらえたことには満足している。チヌ釣りはチャンスで確実に釣らないと数は伸びないから。しかし朝の時合いはいずれ終わったとは思うが、周りの厳しい状況を見て、あと1時間は団子なしで粘った方がよかったのかなという思いは残った。「団子って難しい。チヌの習性も状況次第。だから釣りはおもしろい。」
釣果:5枚(41・32・30・29.5・29p)