10月23日(日)    吉田 (曇り時々雨)  中潮

 厳しい天気予報だったので、土曜日の出撃を見合わせた。引き続き日曜も予報はよくないままだった。どうしようか迷っていたところ、近所のTさんが釣りに連れていってほしいと電話があったので、行くことにした。時刻は前日の21時半だった。午前4時出発。途中、団子、丸貝、サナギ、オキアミを購入。雨が降っていたが、吉田に到着したときは、雨も上がり絶好の釣り日よりとなっていた。おじさんの記憶にの残っている限り、二桁釣果は1回だけだそうだ。おじさん曰く、「12枚釣れた。しかも新婚さん。ヒラメ60pのおまけ付き。」だそうだ。普段はよくて4,5枚のようだった。いざ筏へ!

 乗った筏はヨットハーバー側の岸にむかって左の筏だった。前日5枚上がったらしい。いつものように小団子を5個投入して、仕掛けをつくった。釣り開始は6時半ごろだった。サナギはやはりすぐにカワハギの餌食。しかし、丸貝はさわってこない。丸貝を中心に釣り続ける。チヌの気配は感じない。7時過ぎ、なかなかハリス団子がとれなかったので、乱暴にはずした。置き竿にしていると、いきなりゴンと穂先がお辞儀した。当然アワセは遅れたが、かかった。「おおお、かかったぞ。チヌっぽい。」しばらくして上がってきたのは、まさしくチヌだった。「やったー!今日は爆釣なのか。」予報に反して、天気もよい。期待した一瞬だった。しかし、その後アタリはない。腹がいたくなって一旦陸に8時頃上がった。

 9時頃より天気が崩れだした。と言うより予報通りの天気になった。小雨と突風だ。しかし吉田は風に強い釣り場なので、釣りは十分できる状態だったし、真冬並に服も着ていたので問題はなかった。天気よりアタリのない海の方が悲しかった。あたらない、あたらない、いつもと同じ。Tさんはというと、ずっと癌や余命3ヶ月の人の話、病院での治療や検査、患者への医者の対応、前立腺手術などについてしゃべられていた・・・・・。ちょっときつかった。

 結局、変化なく夕方となった。4時半ごろ1度だけ、丸貝が潰された。おそらくチヌだったと思うが、あわせられるアタリではなかった。どう考えても、逆転の1打はでそうになかったので、17時15分納竿とした。まあ1枚拾えただけでも、よしとしなければいけないのだろうが、もっと徹底的に拾うことに専念することを今回もできなかったことが残念だった。当日は吉田全体で25人ほど釣り人がいた。そのうち半数はカワハギ狙い。三桁釣れるそうだ。型は大丹生より一回り大きいのが多い気がした。チヌの方は嵯峨根渡船の釣り人では、1枚釣られた方が一人おられただけだった。撃滅状態。今年は舞鶴湾はどことも調子があがらない。次回の釣行は11月。寒くなれば釣れると信じて、ラスト2ヶ月がんばりたい。

釣果:1枚(36p)