12月30日(金) 大丹生(曇り) 中潮
昨年同様、舞鶴で忘年会と忘年釣行を行うことになった。年末の大寒波でできるかどうか危ぶまれたが、なんとか寒波もゆるんだ29日の午後4時自宅を出発した。途中黒鯛釣り具店で、団子(中)、シラサ1.5杯、オキアミ、サナギを購入。合計3600円。一路舞鶴へ。173号の道の端には雪が残っていた。朝なら凍結がありそうな状況に思えた。舞鶴に入ると見たことがないくらい雪が残っており、スキー場に向かっているような気分になった。待ち合わせのビジネスホテルには6時20分頃到着。すでにがじろうさんとトシさんは到着していた。佐藤さんが急用で来れなくなったのは残念だったが、3人で居酒屋へ出かけた。おいしかった。二次会はスナックへ。昨年は「万作」だったが、今年は「りんりん」だった。きれいな店だった。しかし、そんなことより、この店のホステスさんに、「なんなん」というほど釣りに詳しい人がいてびっくりした。こんな女性もいるんだと思った。11時半過ぎまで楽しく飲んだあと、ホテルに帰り就寝。
翌朝は6時15分ごろトシさんとホテルを出発。6時半過ぎに大丹生に到着した。すぐにがじろうさんも到着。大丹生には外道専門さんも来られていた。我々4人と2人組を乗せ、7時前に出船した。上がった筏は今年よく乗った沖側の筏だった。天気は風がすごく冷たかったが、釣りには支障はなかった。飢えた大チヌがパクパクしていることを期待して第1投。無反応・・・。早々に団子を投下。しばらくすると、外道が寄ってきた。フグとチャリコだ。シラサは一撃という程でもないが、すぐにやられる。3人でチヌが寄ってくることを期待してせっせと手返しを行った。穂先が突き刺さるのは今か今かと期待しながら釣った。海の雰囲気は釣れそうな感じがあった。しかしカレイやアジ、カワハギ、マゴチなどは姿を見せたが、肝心のチヌは最後まで姿を見せなかった。撃沈した。「まあ〜仕方ないか・・。」もちろん、3人で大釣りしたかった。せめて誰か一人でも釣れればよかった。でも、冬の釣りはこんなもん。がんばっても1度もアタリのないこともある。3人で朝一から夕暮れまで竿を出せただけでよかった。お互い特に今日の釣りを話しあったりしたわけではないが、トシさんもがじろうさんもそう思っていたと思う。
陸に上がったあと、3人で来年に向けての釣りの話をした。年は終わっても、釣りは終わりはない。来年はきっと大笑いできるはず。外道専門さんは大型を含み見事にカレイを5枚上げられていた。5時20分、大丹生をあとにした。舞鶴市内で外道専門さんの車が私の車を抜いていった。速かった。
HPを始めて、4年が経った。今年も何人かの方にメールをもらった。新しい方が掲示板を訪れてくれた。仲間と一緒に竿を出せた。釣りに何を求めるかは人それぞれかもしれない。でも釣り人なら誰でも、上手くなりたい。釣れればうれしいし、逆に釣れないとがっかりする。釣りは釣り人同士の勝負ではなく、チヌとの勝負。だから釣り人同士のそういう当たり前の気持ちはお互い共有できると思う。釣りを通して、「共感」できることが私は好きだ。あと何年、今のようにHPを維持できるかはわからない。でも、共感することにHPが役だっている間は続けたいと思う。みなさん、今年1年ありがとうございました。来年はいっぱい釣りましょう!
釣果:来年への一歩