3月28日(月) 大丹生(雨のち曇り) 大潮
今回はマーやんと釣行できることになった。マーやんはネットを通じて知り合った仲間のなかで、最初にご一緒させてもらった人だ。あれから、2年半ほどが経過した。西と東でHGは違うが同じ舞鶴釣り師ということで、変な気を遣わず時間を過ごせる。今回は大丹生につきあってもらえるということだった。ここのところの大丹生の状況であるが、釣具店のHPには釣果が紹介されているが、釣る人は釣るといった状況のようだ。残念ながら吉田の比ではない。釣行前日は釣れなかったそうである。でも、釣る人がいるなら、自分も釣る人になれるかもと思い出撃を敢行した。前回、私が暗い顔して、西田のおじさんにも気を遣わせた。「おじさん、喜ばさないと」という思いもあった。
当日は黒鯛釣り具に5時半に待ち合わせて、大丹生に向かった。餌は団子(小)、ボケ20匹、オキアミ、丸貝、合計3300円を用意した。大丹生には7時頃到着し、7時半頃より釣りを開始した。私はオーソドックスな団子釣り、マーやんはエビ撒き釣り、お互い全く相乗効果を期待できない釣り方だったが、そんなことを気にする二人ではなかった。午前中は雨の予報であったが、雨は9時半頃にはあがり、あとは曇天。釣れそうな雰囲気はあった。・・・・・が、しかし、アタリはなーーーーい!「何にもおらん。」しかし、二人は黙々と釣り続けた。思い出したように、ボケで大丹生定番の良型カレイが釣れたが、最後まで緊張するような場面はなかった。そして時刻は6時をまわり、薄暗くなった中、道具を片づけた。「ふ〜〜〜〜。マーやん、つきあってもらってありがとう。せっかく来てもらったのに・・・。」
3月、暇にまかせて20日間で5回も出撃した。かれこれ、50時間以上穂先は沈黙したままだった。前回そして前々回、釣りが終わると虚脱感におそわれたが、今回はそんな気持ちにはならなかった。むしろ、なんでこんな因果な釣りが好きなのだろうと、苦笑してしまった。晴れ晴れというと、表現が違うかもしれないが、「次だ。」と素直に思えた。マーやんが横で、無心に釣ってくれたからだと思う。マーやんのエビ撒き釣りを見て、また一つ引き出しも増えた。今回の収穫はそれで十分。破竹の6連敗を更新しているが、この撃沈は来年生かされればよい。来年の3月は、吉田、上佐波賀、大丹生を連続撃破したい。4月からは去年のパターンで、釣り場をまわろうと思う。去年の反省を生かして、何とか釣りたい。
釣果:チヌを釣りたいという強い願望