4月3日(日) 大丹生(曇り後大雨) 小潮
4月1日に大丹生で49センチを頭に17枚という釣果がHPにのっていた。いてもたってもいられない気持ちになり、予定はしてなかったが急遽、大丹生に行くことにした。どうも爆釣したのは去年同様の桜井渡船の筏らしい。いそいそと用意している私に妻がアドバイスをくれた。「気配を消し。」「なんで?」「チヌに感づかれると、和田が来たぞーって逃げられるから。」「・・・・・、そうかも。」
当日は4時に自宅を出発、餌は団子(小)、ボケ25匹、オキアミ、合計3300円。大丹生には6時に到着した。予報では雨だったが、曇天で釣り日よりだった。筏にのると、必殺二刀流(?)の準備にかかった。まずは長竿。そして短竿。中心は長竿。団子に少量のオキアミを混ぜて、撒き餌にした。長竿、短竿ともに時々アタリがでるが、チヌらしくはない。7時半、ウキがしもったまま動かない。根掛かりかと思ったが、何度か誘ってみると竿にクックッとアタリが伝わった。「よっしゃ。」しかし、手応えはない。あがってきたのはチャリコだった。海の状況が前回と変化したのか、外道は多少いる。カレイ、ガシラ、フグ、ハゼ系の魚、ハオコゼが釣れる。9時、ウキに前アタリがあった後、スーーとウキが入った。十分待った後、あわせた。グン、確かな重量感!一瞬「もらった!」と思ったが、根掛かりだった。残念。おそらく根魚系が餌を持って障害物に入ったのだろう。その後もボケにはアタリがあったが、どれも針がかりしなかった。チヌアタリとは遠いものだった。10時頃、だんごさん登場!久しぶりにお会いした。いつも通りだんごさんは気さくな笑顔だった。
天気は2時前より急変した。12時過ぎより、風が冷たくなってきたので「くるな。」とは思っていたが、冷たい雨が強風にのって降りかかってくる。もう大変。戦意は低下した。3時半、雷が鳴った時点で撤退を決めた。少し離れた筏で、まだがんばられているだんごさんに、バッテンマークを送って、おじさんを呼んだ。おじさんに「最近、運がないのう〜。」と言われた。その通りだと思う。「でも、どうやったら・・・。そのうち、釣れるさ。」家におつりを取りに戻られたおじさんの手には「乾しわかめ」。たぶん、おじさんの家の台所にあったものだろう。もちろんスーパー等で買ったものだ。おじさんのみそ汁のもとだと思ったが、ありがたいく頂いた。「ごめん。次は釣るし。」といつものように、心の中でつぶやいた。
帰宅途中、家に電話した。なぜか3才の息子が出てきた。「さかな釣れた」「釣れへん。」「なんでーさー。」「・・・・」「今どこ?」「まだ、舞鶴」「なにやってるのー。早く帰ってこいてばさー。」「・・・」情けな。
最近の釣行記はどんどん短くなって、読むとこがないとライバル後藤氏より指摘された。「だって書くことが・・・。」いつになったら釣れるのだろう。もう7連敗だ。まずは流れを変えること。次は絶不調の久美浜。今の私にとってはちょうどいい釣り場かも。
釣果:同情されるようになってしまった。