3月21日(火) 上佐波賀(雪時々晴れ) 小潮
前回、休みのため行けなかった上佐波賀に行くことにした。上佐波賀は相性がよくも悪くもない釣り場だ。冬から春にかけては当然ボウズが多いが、3年前は釣れた。4時に自宅を出発した。途中、団子(小)、ボケ30、オキアミ小ブロック、石ゴカイを購入。合計3800円。6時頃上佐波賀に到着。春の上佐波賀は真ん中の列が毎年実績があるので、真ん中の一番岸よりの11番にのろうと思っていたが、すでに11〜13番、16,17番などは予約で詰まっていた。仕方ないので、11番の沖側の1番にした。
6時半頃から釣りを開始した。まずはボケや石ゴカイを落とし込む。反応なし。大丹生と違い、外道はほとんどいない。石ゴカイはしばらくするとボロボロになるが、ボケは腹をすわれる程度。落とし込みの後は、小団子を軽く握ってまきながら釣った。状況は変化しない。「あかんな〜。」時刻は9時半になっていた。「この時期は、夏のように正攻法の釣りだけでは釣れない。朝の第1投で釣る。考えれば、運が大きいのだがこれも立派な釣果。自分の好きな釣りにこだわるだけでなく、いろんなことをしないと。」タモと竿を持って筏の反対側に行ってみた。まず釣り座の後ろで、ボケを落とし込む。だめ。今度は真ん中だ。だめ。今度は釣り座から対角線上の端。だめ。しばらく反応のない穂先を見つめた後、上に大きく誘ってみた。すると、着底とともに、チョンチョン、ククククッと細かいアタリながら穂先が入った。「のった!うんん?あんまり突っ込まないなあ〜。大丹生のアイナメより弱い。中型のアイナメ?」魚が上がってきた。「お!チヌや。でも小さい。」しかし、とにもかくにもボウズを脱出してほっとした。しかし、二匹目のドジョウはいなかったので、釣り座にもどり2枚目を狙った。1枚釣れたので、落ち着いて釣った。しかし、「なーーんにもおらん。」
13時半、遠投に一度アタリがあったが、一気に引っ張るようなアタリでかけるのは難しかった。「仕方ない。」14時頃、11番の釣り人が釣られた。この方は常連さんらしいが、全くの静の釣り。撒き餌はシラサを時々上撒きするだけ。後は3本の竿をじっと見つめられていた。撒き餌の効果がそんなにあるとは思えないが、その分、3本の竿で、タナを変えて釣られていたのではないかと思う。少ない魚に大量の撒き餌は逆効果かもしれない。少ないシラサを見つけて寄ってきたチヌは結構高確率でサシ餌を見つけ、無警戒に食うのかも。合理的な釣りだが、私は竿は1本が基本なので、真似はできないけど。
その後もいろいろ工夫するが、気配は全くない。とうとう時刻は、16時になった。残った団子を大量爆撃した。20連発。あきらめムード満開。茫然と見つめていた穂先が突然突き刺さったのは16時20分だった。当然、置き竿にして気がゆるんでいた。アワセ損なった・・・。「しまったー。ああああ、何やってるんや・・・」めちゃくちゃ後悔。そして、5時納竿となった。「あのアタリをとらえていれば、満足できる釣りだったのに・・・」という1日だった。当日は私を含め9人の釣り人がいたが、11番と25番で釣果があったようだった。。
5時15分頃、平の前を通ると岸本さんが、まだ乗っておられた。「がんばってはるな。」と思ってしばらく見ていた。もっと舞鶴の釣り仲間が増えると楽しいなと思った。そして、トシさんとがじろうさんの待つ長浜に向かった。3人で北京に行った。1時間ほど楽しくご飯を食べた。帰路は満腹して多少眠くなった。泊まりがけで仲間とゆっくり釣りをしたいと思った。
釣果:チヌ1枚(33.5p)