５月２３日（土）　　　　　白杉（曇り後晴れ）

　産卵後のチヌがちらほら釣れるようになっている山弘渡船に行くことにした。がじろうさんに連絡すると付き合ってくれるとのこと。当日は２時半過ぎに自宅を出発した。途中、黒鯛釣り具店で、ボケ１５，丸貝、サナギ、オキアミ、団子（小）を購入し、渡船場には４時半過ぎに到着した。まもなくがじろうさんも到着され、５時に１号筏の釣り人２人とともに出船した。
　我々は３号に降りた。筏にはイガイの稚貝が付いていたので、それをパラパラ撒きながらまずはイガイの落とし込みから始めた。イガイ釣りはなぜかワクワクする。私はイガイで爆釣したことはないが、当たればすごい。まだ、時期的には少し早い気もしたが、期待はした。しかし何度落とし込んでも反応はない。１時間ほど、イガイを中心とした落とし込みを行うが全く反応はない。６時半頃からは団子釣りに切り替えた。団子に切り替えてすぐにキスやアジがオキアミにかかり、魚の活性があがるかに思えたが、それもつかの間。やがてオキアミも上がってくる状況にまた戻ってしまった。それと同時に、ものすごく眠くなってきた。早くも７時頃から２０分睡眠。いつもならこの程度の睡眠で、目が醒めるのだが、９時頃また睡眠。眠くて仕方ない。魚の活性もゼロ。釣れる気配全くなし。その後も日頃の疲れが出たのか、ポカポカ陽気のせいなのか、１０時、１２時と３０分睡眠を繰り返した。流石のがじろうさんもお手上げ状態で、１３時頃から爆睡していた。そして、１５時、納竿とした。完全なピクニック状態の一日になってしまった。心残りは、単発的であったが、オキアミとボケに１度ずつ、穂先がお辞儀するアタリがあったので、なんとかかけて正体を見たかった。

　陸に上がってしばらくがじろうさんと話し、家路についた。車窓からは、初夏の日差しに包まれた町並みや自然がゆっくりと流れていった。そして、また眠くなった。

釣果：粘り無し、工夫なし。次は集中と作戦を持ってのぞむ。