8月13日(金)    舞鶴湾(晴れ)

 今回も半日だけの釣り。大丹生あたりで団子釣りをしたかったのだが、前々回の白杉では団子投入から釣れるまで5時間半を要した。勝負の早いイガイでの釣りをしようと決めた。場所は前回と同じ。もっとフットワークを使えれば、もう少し結果がでそうに思った。当日は2時半前に自宅を出発。黒鯛釣具店で丸貝とオキアミ、氷を購入。釣り場にはまだ暗い4時半前に到着した。
 
 出船は4時50分、もう一人の釣り人とともに筏に向かった。乗った筏は前回、一番最初乗った筏。本当は違う筏が希望だったが、乗れなかった。その時点で出鼻をくじかれた気がしたが、筏の下を見てさらにテンションが下がった。イガイが無惨な姿になっている。高水温のため、ほぼ全滅。たぶんここ数日の出来事だと思うが、これだけの死んだイガイが落下しているということは、撒き餌というより、海底の水が腐ってはいないか心配になった。何とかわずかに生きているイガイを採取して釣りを始める。案の定、アタリはない。撒き餌にするイガイもないので、フットワークを使うしかなかった(当日はそのつもりだったが・・・)。歯車が狂ったというか、前々落ち着いて釣りができない。釣れないだけでなく、釣れる妄想すら抱けなかった。

 9時頃、私より1時間ほど後に隣の筏に乗られた釣り人が、2枚中型のチヌを釣られた。「いるんや・・・。」それでも、自分が釣れる気はしなかった。9時45分、見回りに来られた船頭さんが筏代わりを聞いてくれたので、前回がじろうさんが年無しを釣った筏に代えてもらった。無風状態になってダラダラ汗が出る中、イガイの落とし込みを始めた。「あたれ!あたってくれ。」穂先に反応はでない。フットワークを使う。様々な場所を探り続けたが反応はでない。「だめだな、今日は。」時間もないので、11時過ぎ納竿とした。何しに来たのか、わからない釣りになってしまったが、次回、釣りを楽しむ糧にしたい。

 

釣果:うーん、とうとうサナギの季節がきたか。