3月22日(月) 長浜(晴れ)
妻曰く、「どうせ打率下がるし、やめといたら。」「別に打率を上げるために行くわけじゃないし。下がったってかまへんし。」予定はしてなかったが、天気が回復する予報がでたので、行くことにした。釣行日は夜7時半から会議があったので、一番近い長浜に行くことにした。当日は4時半頃自宅を出発。黒鯛釣り具店に着くとオッチャンさんがおられた。オッチャンさんも長浜に行かれるらしい。団子(小)、ボケ20、シラサ1杯、オキアミを購入し、オッチャンさんより一足先に店をでた。6時15分頃、釣り場に到着。誰もいない。そのうち、船頭さんが来られ6時半過ぎ出船。ちょうどそのころ、オッチャンさんとカラス島のカセ釣りのお客さんが到着された。私は中の筏に乗った(今月いっぱいは、まだ長浜の筏群にあがれるらしい)。まずはボケの落とし込み。着底する。二番船がこちらに向かってくるのをボーとみていると急に穂先がお辞儀した。「エッーー。」急いであわすが乗らなかった。「しまったーー。チヌか!もしかして、筏下はパラダイスなのか!」再びボケ。しばらくするとまた当たる。押さえ込みを待つが、とられる。「なんか、さっきとは違うな〜。」三投目でかけた。案の定フグだった。筏下はパラダイスではなく、フグ地獄だった。それから、延々フグとの格闘が始まった。ボケやシラサはすぐにやられる。オキアミも突かれる。イガイには反応はない。早々に団子を投入して、団子の中のサナギのかけらをさす。「ちゃんとしたサナギ買ったらよかった・・・。」さらに潮が異常に速くて、釣りにくい。その中で、諦めず、焦らず淡々と打ち返した。
10時頃になると潮が多少緩んだ。しかし短い周期で右左に流れが変わった。こういう時はあまりよくない。外道の活性もやや下がり、オキアミは結構残るようになった。アタリがないのも退屈なので、シラサやボケを付けるが、穂先に反応がほとんどでないままに、突かれたりとられたりした。穂先が突き刺さることをイメージしながら、粘り強く釣り続けたが、たまにフグが釣れるだけで、チヌアタリはでない。13時頃からは、ロープがないのをよいことに筏の中を集中的に釣った。一度、魚をかけられそうなアタリをはずしたのが、残念だった。状況からして外道の公算が高かったと思うが、こういう状態だから、かけられるアタリはすべてかけておきたかった。15時半頃からは再び潮が飛び始めた。「やっぱり釣れないか・・・。」少し早いが16時半に納竿とした。
船頭さんによると当日は調子のよかった島のカセも釣れなかったらしい。荒れ後で濁りもあり、よいように思えたがダメな日だったようだ。これで3連敗。別に連敗したことは、気にはならないが、最近は本当に太公望のような釣りになっている気がした。朝行く時から、なんか暗い話題を考えてしまう。ただ無心になるために浮かんでいるように思う。もっとワクワクした気持ちを失ってはいけないと思った。調子の上がらない舞鶴を飛び出すことも、気持ちを変えるよいきっかけになると思った。次は何処に。まずはドキドキしたいものだ。
釣果:う〜ん・・・