4月6日(水) 白杉(晴れ)
この時期は以前によい思い出のある山弘渡船に行きたくなる。事前に電話して状況を聞くと、お客さんは週末もあったようだが釣れていないそうだ。「みんな、釣れてないのに、自分だけ釣れるなんてないよな〜。でも、もしかして乗っ込みの群れにあたったりして・・・。」結局、強欲な期待に負けて、山弘渡船に行くことにした。当日は午前4時前に出発し、途中団子(小)、ボケ30、オキアミ、シラサ半杯を購入し、5時半過ぎに渡船場に到着した。山弘のおじさんはすでに港に来られており、急いで出船した。乗ったのは1号。まずはボケの落とし込みから始めた。何度も、そしていろんな場所に移動して落とし込むが全く魚の気配がない。チヌどころか、外道もいない。1時間ほど探ってみるが、団子を打つことにした。ボケやオキアミを主体とした団子釣りは1年を通してほとんどやらないが、よい案もなかったので、オーソドックスで釣ることにした。
しかし団子投入後もなんら状況は変わらなかった。8時くらいになると釣れる気がしなくなった。海面ではなく、遠くを見た。いい天気だった。そして再び海面に視線を移すと、筏の中のロープの牡蠣の塊付近に魚がいるのに気がついた。目をこらしてみるとそれはチヌのようだった。「チヌや。でも小さいな〜。30pくらいか。でも1匹いるなら、まだ他にもいるはず。がんばろ。」団子釣りを根気よく継続した。そして3時間が経過した。「あかん。釣れるとは思えない。なんか、こんないい天気の中、筏でひとりぼっちはつまらんな〜。せめて誰かと一緒にくればよかった。場所を代わろうと思っても山弘のおじさんは病院に行ってるし、おまけに道路工事で17時まで帰れない。あ〜・・・」
ボケをかじる外道は時々現れるが、結局1度も真剣に合わせることなく、17時納竿となった。この時期は、やっぱり普通にやっても釣れないと思った。場所選びをもっと考えて釣行しないと時間がもったいないと思った。「とにかく、時間をあけよう。釣れる気がしない。」そう思った。
(いい天気でした。魚のいない筏で過ごすのはちょっと残念でした。)
釣果:春を楽しもう!