9月29日(土) 大丹生(晴れ)
翌朝、目が覚めると外はまだ暗かった。時刻をみると4時50分。「釣りに行けということか。」ベットから出て、着替えた。向かったのは、やはり大丹生。黒鯛釣り具で団子(小)とサナギを購入し、6時前に大丹生に到着した。空いていれば、前日たっぷり撒き餌をしたカセに乗りたかったが、すでに先客がいた。秋のベストシーズン突入とあって、お客さんは多かった。結局、乗った筏は岸寄りの避難箱付き筏だった。まずはサナギを落としてみる。しばらくして回収すると、多少突かれてはいたが、原型は残っていた。その後も、同じ状況が続く。アタリがないので、1時間ほどで団子を投入した。筏のせいなのか、それとも当日の潮のせいか、外道の活性は前日ほど高くない。特にサナギを2個がけ、3個がけすると、必ず多少は残った。昨日よりはチヌが釣れる可能性を感じた。しかし、餌は残るのだが、肝心のチヌがいないようで、しっかりとしたアタリはでなかった。時々、外道の活性が上がり、サナギが残らない時間帯もあったが、そういう時は迷わず、乱打戦を避けて、団子周りを遠投で探った。1メートルほど離すと場合によってはサナギが無傷で生還することもあった。「いれば釣れる」と思った。しかし、時間が経過しても全くチヌの気配は感じなかった。そして、11時20分納竿した。「この2日間、全然あかんかったな〜。でも、今度来た時は外道と真っ向勝負するのではなく、外道をうまくかわしながら釣りをしよう。」そう思えたのが収穫だった。
帰りは綾部にある同僚の先輩の実家に寄せてもらった。着いた時は近所の老人達のお食事会が開かれていた。何の関係もないがその食事会にまぜてもらい、栗ご飯などみなさんが持ち寄った地元の食材でつくられた料理を頂いた。その後、栗拾いを少し手伝い、それから近くの錦鯉の養殖所を見学した。稚鯉の選別作業を見せてくれるとのことだったが、残念ながら帰らねばならない時間となったので、14時半、綾部を後にした。田舎でぶらぶらするのは楽しい、そう思った。田んぼの中の直線道路を走った。少し眠かったが、疲労感はなかった。
釣果:次は大型を釣りたい。