4月30日(月) 白杉(曇り)
前回の釣行から月日が空いてしまった。理由は体調不良。腰痛から肩そして首と満身創痍。おまけに乗っ込みの時期なので、戦意は完全に低下した。しかし、GWには1度くらいは海を見ようと思っていたところ、後輩F君も行きたいとのことだったので、出撃することにした。行き先は山弘渡船。船頭さんによると28日に2枚上がったらしい。当日は3時半に我が家に集合し、F君と一緒に出発した。道中は、野球やサッカーや共通の思い出などの話をしながら釣り場に向かった。次から次へと話は弾んだが、当日の作戦は思い浮かばなかったので、釣りに関する話はなかった。途中、ボケ20、オキアミ、サナギ、団子(中)を購入し、釣り場には5時過ぎに到着した。5時半頃、カセの短竿師とともに出船。我々は1号筏に降りた。
まずはボケの落とし込み。反応無し。何度か誘いを入れるが、何の生命反応も感じないので、筏周りの気になる場所を順に落とし込んでみた。トイレ付近でフグが釣れたが、それ以外のアタリはでない。再び釣り座に戻って、早くも団子を投入した。オキアミやサナギを混ぜながらどんどん打ち返すと、30分ほどで魚の気配が出始めた。特にF君には結構しっかりしたアタリがでているようだった。「チヌがいるのか?」私の方はチビチビしたアタリが微かにでる程度で、合わせるほどではなかった。1度だけ、ボケを押さえるアタリにあわせたが、素バリを引いてしまった。「う〜ん。なんでかからなかったのか・・・。外道か。」午前中にF君とともに上げた外道の種類は、フグ、ヒイラギ、キス、アジ、ハオコゼ。昼を過ぎると外道のアタリすらほとんどでなくなった。「やっぱりあかんのか。」
全然釣れる気がしなかったので、この日は大の字で3度寝た。3度目の昼寝から覚めた13時半過ぎ、F君に何時までやるか聞いたところ、「15時」という返事が返ってきた。「うん、それで十分」と思った。その後も曇天で暖かい天候の中、釣り糸を垂れたが何の盛り上がりもなく、納竿となってしまった。わかってはいたが、この時期は魚影が薄い。釣りに来たのか、昼寝にきたのかわからない結果だったが、のんびりとした時間をF君と過ごせたのはよかった。陸に上がると、15時に納竿したわりには疲れているのに気がついた。まだ万全ではないと感じた。ただ、帰りの車に乗り込むとまた話に花が咲き、楽しい時間となった。ウスイ釣り具店を過ぎたあたりだったであろうか、ふと横を見るとねずみ取りの警官の姿が入った。慌てて速度を見ると、61キロだった。「これで捕まるのか!」昨年の苦い思い出が即座によみがえった。しかし、今回はしばらく行った場所での旗振り警官の飛び出しはなかった。危うく2年連続の罰金刑になるところだった。でもあのような人のいない地区で、しかも綾部方面に向かう車のねずみ取りは、明らかに舞Iに遊びに来た一見さん狙いなので、納得できないものを感じた。もちろん、法律を破ることが悪いと言えばそうなのだが。
17時頃、京都に戻ってきたが、縦貫道の降り口はすでに相当渋滞していた。この時期、舞Iでチヌを釣るのは難しいが、チヌを求めて遠出するのも渋滞を考えると難しいと思った。次回の釣行はまた1ヶ月後かな。次はチヌの気配だけでも感じたい。
釣果:「そろそろ学習してや。おれらもGWやって」 by舞Iチヌ連