7月9日(水)  大丹生(曇り後一時雨) 長潮

 休みがとれたので、天気予報では雨であったが行く事にした。途中、団子大、サナギ2袋、丸貝(300円)、アケミ(900円)、氷を購入。約4000円。4時半頃大丹生に到着した。すでに2台の車がいた。1台はヨッシーさんと同じ車種の車だった。到着後、カッパを着て荷物を運んでいると車からヨッシーさんが降りてこられた。「うぉー、ヨッシーさんだ。なぜ、ここに?」。無理やり休みをとられて来られたようだ。今日も楽しく釣りをできそうだ。

 前回の筏に同じ配置で2人で乗った。今回は先に団子投入。その後釣りを開始する。今日は予報では1日中雨。おまけに南風。状況は厳しいことが予想されるので、最初から集中する。第1投は丸貝。反応なし。第2投はサナギハリス団子。小さなアタリがある。集中。「押さえた!」。いきなりかかった。まあまあ抵抗する。35cmゲット。「すごい。もう釣れた」。後が続かないが、外道の活性は高い。6時10分、同じくサナギで31cmゲット。コノシロが底にいる。まぎらわしいアタリがでる。私が苦戦しているなか、ヨッシーさんは9時までに4枚釣られた。でもアタリは小さいらしい。その後私の方は午前中は釣ることができなかった。極小のアタリでかけたチヌらしいバラシが3回あった(エサはサナギと丸貝)。ボラ(4,5本釣ってしまった)がめずらしく寄っていたので確信はないが・・・。結局、1時までは2人とも釣れなかった。天気は予報に反して、雨が降るどころか晴れてきて暑かった。今日は朝だけでダメか。暑さのため集中力がきれ、あきらめムードが漂い始めた頃、ヨッシーさんが久しぶりにチヌゲット。「おお。釣れるんや。がんばろ」。丸貝の落とし込み。着底後、ボッコーン。レギュラーサイズが釣れる。しかしそれっきり。その後雲行きが怪しくなってきたので、2時にいったん上がった。40分ほど車でゴロゴロしていたが雨は降らなかった。

 3時前に再び、筏に戻る。団子を投入して釣り再開。しばらくして、サナギにフワフワ、チクチクとアタリ。しばらくして糸をはってみると「クッ」と手応えがあり、即アワセ。レギュラーサイズ。ヨッシーさんもすぐに同型ゲット。群れがきたかと思ったが続かない。その後10分もしないうちに大雨。何のために退避してたかわからない結果となった。1時間ほどで雨はあがったが、コノシロもボラもいない、生命反応ない海になってしまった。サナギ、丸貝を中心に半貝も使うがどのエサにもヒイラギのようなアタリはあるが、とられることはめったになかった。惰性で釣りつづけていた6時頃、ヨッシーさんが半貝でチヌを釣った。ヒイラギのようなアタリだったようだ。確かにそのようなアタリはある。ムキミにちかい半貝を落とし込む。チクチクとアタリがある。アワセどころなし。さすがのヒイラギでも、もうとっただろうと思い聞いてみるとまだエサがある。するとそこにチクチクアタリが手に伝わってきた。「エイ」とあわしてみると意外なほどの手応え。「エ、あれがチヌだったのか?」。かかった魚は強く引いている。上がってきた魚はまさしくチヌだった。しかも良型。またゆうまずめに釣れてしまった。出来すぎ。その後、ヨッシーさんがもう1枚追加したのち、全くアタリが消えたので6時40分納干とした。

 冬場は小さいアタリでも集中するが、外道のいる夏場はどうもあわせる気がしないが、今日の経験からするとあわせるべきなのだろう。ハッキリしたアタリを求めてサナギや丸貝を中心に使ってしまうが、極小アタリで釣れるとうれしいものだと思った。カワハギの発生するまでにもう一度早く釣りに行きたい。釣りは奥が深い。

釣果:チヌ5枚(40・35・31・26×2)