2月17日(月) 大丹生(曇り後晴) 大潮

 久しぶりの釣行に期待はふくらんだ。午前5時に自宅を出発した。途中黒鯛釣り具でエサを購入。ボケ30匹、オキアミLL、アオイソメ500円、団子小、合計3800円強。買っといて文句を言うのは良くないが、黒鯛のアオイソメは短くマムシのように体がはっている。アオイソメは高橋釣り具の方が個人的には好きだ。大丹生には7時前に到着した。もちろん釣り人は私だけ。2日ほど前には30pほどのチヌが1枚釣れたらしい。釣れない時に行くと西田のおっちゃんはすまなそうな顔をされる。「大丈夫。今日は僕が釣って、釣り速に記事を載せられるようにするから。」と心の中でつぶやく。

 今日は長竿を中心にやろうと決めていた。マキエをして7時過ぎより釣りを開始した。しかし、1時間たってもウキには反応がない。早くも短竿投入。しかし、アタリはどちらにもない。海底には高価なボケを使用不可にする、ふとどきなエサとりがいるだけである。「おっかしいなー。ウキがスーとはいるはずだったのに」。でも、突然、釣れ出すこともある(以前1度だけこの時期に12時より爆釣した)。根気よくがんばる。しかし、さすがに2時をまわるころには、今日は撃沈モードであることを認めざるを得なかった。反応のないウキはどうしようもない。途中蠣殻をおっちゃんが持ってきてくれた。やけくそ気味にまいた。しかし6時前までやったが、短竿にアイナメがきただけで、ダメだった。朝方に少々風が強かった以外は最高にちかい天気だったが、チヌは寄ってきてはくれなかった。まあ、しゃあないな。

 おっちゃんとおばちゃんに挨拶して帰ろうとすると、おばちゃんが「和田さん、小さい牡蠣食べるか?」と言われた。「もらう」と答えると、売り物にならないからという理由で大量にくれた。渡船代より高いのではと思ってしまった。2日にわけて食べた。おいしかった。「おばちゃん、ありがとう。」次回の大丹生では何とか釣りたい。行きも帰りも満月がでていた。

釣果:ボウズです。