11月2日(日) 大丹生(晴) 小潮
今年30回目の釣行は大丹生に行くことにした。餌は団子大、サナギ、丸貝、シラサ1杯、計4165円。(今回は4000円をオーバーした。次回は丸貝、サナギを減らして、他の餌を買い、値段を4000円以内に納めようと思う。)大丹生には5時半頃到着した。現地で釣友のFさんとそのお友達に会い、しばらく談笑したのち出船した。
今回は沖1列目、一番千歳よりの筏に上がった。前日は、この筏ではないが、ウキ釣りで45を超えるチヌを2枚釣られた方がいたそうだ。私もウキ釣りは好きだが、この時期はやっぱり短竿で勝負。団子を投入したのち釣り始める。餌取りが1時間もすると寄ってきた。シラサはすぐにとられる。サナギ、丸貝には反応がない。シラサ7、サナギ・丸貝3の割合で手返しを続ける。チヌの気配は全くしない。回りを見ても釣れている気配はない。見えるのは釣り人だけ。道沿いにも、多くの人がいる。「釣り人の嵐」だ。「釣りはおもしろいもんな。こんな天気よかったらくるわな。人が多いと釣れへんけど仕方ない。自分も釣り知っててよかった。」
ヨッシーさんから連絡が入るが白杉も同じように活性が低いようだ。全く同じような状況が続いた。餌取りとして確認できたのは、カワハギ、チャリコ、イソベラ、シマイサギであった。時間がどんどん経過する。「大丹生ぜんぜんよくならんなー。もう2ヶ月近く同じような釣りばかり・・・。おまけにとうとう今日はボウズやな。」と思った。しかし天気はよかったので、集中して釣りはした。夕方の時合いを期待したのだが、変化はない。4時になった。初めてシラサがとられずにあがってきた。もう一回り大きいシラサでやってみる。またあがってきた。餌取りの活性すらなくなったか。いや、もしかしたら、巨チヌがいるのか。たぐりあげたシラサをそのまま落とし込んでみた。すると着底直後にアタリ。入った!あわせると確かな手応え。「やったー、チヌや。」必死で巻き上げたチヌは思ったより小さかったがうれしかった。同じような大きさのシラサを落とし込む。アタリ。あわせられそうなアタリであったが失敗。シラサが尽きた・・・。仕方ない丸貝だ。チヌの気配はその後もあった。2枚目を狙って粘った。ふと気づくと他に釣り人はいなかった。おじさんが電話もしないのに迎えに来てくれた。日が沈もうとしていた。船からあがって「ふーーー」とため息をついている私を見て、おじさんが笑ってた。次回の出撃は11月中旬以降になる。それまで餌や場所など作戦を考えておこう。次回こそ、もっと釣りたい。(田井はこの日、よく釣れていたようだ・・・。厳しくても淡い期待を持って行ってしまうのがHGか・・・。)
釣果:1枚(30p)