11月24日(月) 長浜(曇り時々晴) 大潮
夏以来、久しぶりに明石のトシさんと釣行することになった。冬に撃沈した(というより、今まで撃沈続きの)長浜に行くことになった。今回はトシさんに安くシラサやボケを購入してもらったおかげで、団子(中)、サナギ、丸貝、オキアミを買っても4400円弱でとどまった。現地には5時半頃到着した。無風、絶好のコンディションだった。好調のためか、釣り客は30名ほどいた。私達はカセに2番船で渡った。釣り客の半数は刈又に行った。
7時頃より釣りを開始した。「すごいカワハギだー。」シラサやボケは一瞬である。サナギもボロボロ。こんなに外道の活性がある海は久しぶりなので面食らったが期待は持てる。「当たり餌はシラサだと聞いていたが、これではなー。どうしよ。」8時10分頃少し糸を出してシラサを遠投し落とし込む。全然期待してなかったが、着底と同時に少し大きめのあたり。かかった。「おっ?おー、チヌや。やった。」しかし、しばらく巻くと残念ながらハリはずれ。手応えからするとそんなに大きくはなかったが、30センチくらいはありそうだった。「なんで、こうなるのかな。長浜での貴重な1枚だったのに・・・。」その後も外道との激しい戦いが1時間ほど続いたが、10時頃から外道はおとなしくなった。回りでは午前の早い段階で、3、4枚ほど上がっていたように思う。チヌあたりがなく時間が経過した。沖の筏の釣り人だけが、パラパラと昼頃も釣られていた。「全く活性がないわけでもないのになあ。やっぱり最初の1枚をとらなあかんかったのやな〜。なんで釣れへんのかな。」などの考えながらがんばった。
明らかな時合いに突入したのは1時を過ぎた頃だった。赤灯筏の釣り人が連続して竿を曲げた。沖の筏の釣り人も釣った。赤灯筏に近いカセでも釣れた。しかし、私達のカセにはあたりがない。「チヌよ早く来てくれー。」と願いながら打ち返す。私達のカセでは20pを越すアジをはじめとして、良型アコウ、カレイ、キス、ヒラメ、マゴチが釣れる。「高級魚カセ」と化した。「卸値の値段なら負けないぞー。」負け惜しみだった。チヌが釣りたい。ぶつぶつと愚痴言う私にトシさんが言った。「和田さん、善人そうに見えるけど、ひどい人だったんだ。」二人で笑った。
結局チヌは5時までやったが、釣れなかった。6、7枚釣った釣り人が2人で後の釣り人も多くは1、2枚釣っていた。刈又も釣れていたようだ。釣果は残念だったが、1日トシさんと楽しく会話して過ごせたので、悔しさは意外となかった。しかし、長浜は私のリベンジリストのトップになったことは確かである。昨日のアジの刺身、そして本日の夕食のメインになったヒラメの刺身は家族に大好評だった。明日はマゴチとアジの塩焼きである。家族の誰もチヌが釣れなかったことを気にしているものはなかった。私以外には・・・。
今後の予定であるが、まず長浜を撃破して、白杉と下佐波賀をやっつけ、大丹生に年末の挨拶に行きたい。12月4回はでも厳しいかな。
釣果:Nothing
生かして持ってかえったヒラメに噛まれました